2015年が始まっちゃったー、2014年も結局ヲタ卒できなかったよーというそこのあなた。今年こそはヲタ卒するぞと目標を掲げたあなた。約10年ジャニヲタだった私がヲタ卒した方法をまとめてみました。どうぞ参考にしてください。思い立ったが吉日!
①ジャニーズに費やした金額を計算
これが一番効き目があります。残酷な現実と向き合いましょう。自分を客観的に観ることが必要です。私は家計簿にジャニーズというカテゴリを作っており、昨年の夏、ふと「今年に入ってからどれくらい使っているんだろう?」と思い半年分を算出してみました。すると、予想をはるかに超える金額で自分でドン引きしました。そんなに使った覚えがなかったというのが恐ろしい…。怖くなって目が覚めました。そんなのいちいち記録していないという方は、だいたいでけっこうなので一度計算してみるといいです。チケット代って高いですよね。チケットを申し込もうとするとき、「この金額を払うだけの価値が本当にあるのか?」と自問してみましょう。遠征する場合なら、高い交通費や宿泊費を払って行くほどの価値があるのかと考えてみるといいでしょう。私事ですが先月初めて、ジャニーズ代0円を達成しました。
②グッズの処分
物を無くしていきましょう。今は宅配で引き取ってくれる業者がたくさんあるので活用しましょう。私は今人気のあるグループのグッズは持っていなかったので、大した額にはならないだろうなと思っていたのですが、案外いいお値段で買い取ってくれました。一気にやる必要はありません。時間が経って、「やっぱりこれもいらないな」となることがあります。随時処分していけばよいです。処分すると、物理的なスペースの問題以上に、心が軽くなるというメリットがあります。愛着があると思い込んでいたものが実は自分を圧迫していたという場合があります。手放してしまえば、なかったらなかったで平気だと気づくことができます。メディア類は、もう一度観るのか(聴くのか)で判断すればいいです。
③情報を断つ
多すぎる情報は人を苦しめます。必要な情報だけで生きていきましょう。余計な情報を得たせいで悩んだり、惑わされたことはありませんか?なんでも知りすぎてしまうと疲れるものです。ほどほどにしましょう。私は某掲示板が好きで、ここ何年か見ていたのですが、一度見なくなるともうどうでもよくなりました。ツイッターをやめるのも効果てきめんです。情報が早くて便利ですが、使い方に気を付けないと消耗してしまいます。
④友人に宣言する
友達関係でヲタ卒をためらう人は多いのではないでしょうか。今まで一緒にコンサートに行っていた友達に言いづらい…。私も少し悩みましたが、自分が興味のないものに行くのはお金も時間も無駄です。人に合わせるのではなく、自分の気持ちに正直になりましょう。実際、疎遠になった人はいます。それ程度のつながりだったということでしょう。しかし、今でも仲良くしてくれる友達もいます。そんな彼女たちとのつながりはこれからも大事にしていきたいです。
⑤ほかに楽しみを見つける
ジャニーズしか生きがいがないから、ヲタ卒したら何の楽しみもない、だからできないという人もけっこうおられるのでは?そういう方は無理にすべてを辞める必要はありません。いきなり0にすると、かえって逆効果を招き、いっそう依存してしまう可能性もあります。ジャニーズが占める割合を徐々に減らしていけばいいです。私も完全に離れたわけではなく、茶の間の範囲で楽しんでいます。*1
私はもともとジャニーズ以外にもいくつか趣味を持っていましたが、それらをもっと極めたいのと、もっと他のことにも触れたいと思っているところです。世界は広いので、楽しいものは他にもたくさんあります。自分の知らない世界へ飛び込むきっかけになるのではないかと思います。また、ヲタ卒してからおしゃれや美容に関心を持つようになりました。これまでは無頓着で、「このお金があったらチケットが買える」という思考だったのですが、年齢も年齢だし自分を磨いていこうと思うようになりました。自分を大事にしようという気持ちが芽生え、楽しくなりました。
また、遠征をしている方なら旅行をしてみてはいかがでしょうか。遠征ついでの観光は楽しいですよね。そこから徐々に、遠征ではない旅行へシフトしてみては。私も遠征組だったのですが、ヲタだったおかげで一人でどこへでも行けるようになりました。行動力はヲタクが誇っていい立派な能力です。
いろいろ書きましたが、私がやめた理由はもう一つあります。
それは、「うちわを持つことが恥ずかしくなった」ということです。作っているときも、持っているときも「自分は何をやっているんだろう」と空しくなってきたのです。
それでは、誰かのお役に立てることを願って。
※読んでくださる方がけっこういらっしゃるようなので、一部修正いたしました。(2016.7.1)
*1:茶の間でも十分楽しいよ!お金を使わなくてもこんなに楽しめるなんて知らなかった!