ぶどう石

定点観測記録

私の平匡さんはいずこ~28歳婚活体験記~①

「逃げ恥」で夢を見たかと思えば、「タラレバ」で一気に現実に引き戻された。そんな人は多いのではないか。私もその一人である。

 

実は11月から婚活をしていた。おそらく、こんなきっかけで婚活する人なんて日本全国探してもそういないと思うが、私が婚活を始めたきっかけは、ジャニーズに冷めたことである。これを人に話すと、たいてい「意味が分からん」と言われる。うん、ですよね。何はともあれ、始めた。背中を押してくれてありがとう、ジャニーズ。長年親しんできた趣味が一つなくなったことで暇になった私は、何かすることはないかと考えた。そこで思いついたのが婚活だった。ゆくゆくはやろうと思っていたので、今がそのときだと思い、結婚相談所へ駆け込んだ。アニメに再びのめりこんだのも同じころ。ジャニーズを失って、婚活と二次元に邁進することになった。進歩したのか退化したのか。

 

2年前に一度、興味本位で婚活パーティーへ行ったことがある。友達が立て続けに結婚した時期で、私も動いた方がいいのかもしれないと軽い気持ちで参加した。が、完全に場違いだった。「歴史や神社仏閣が好きな人」というテーマのパーティーだったのに、そういう話ができた人は一人だけだった*1。え、みんなテーマは無視なの?中にはまったく会話にならない人もいた。こちらが何を聞いても答えない。やる気あるのか。そもそも、男女とも年齢層が高かった。男性は40代、女性は30代が多かった。私が最年少だった。始まって草々、帰りたくなった。官兵衛の人と無理やりカップル成立したが、何も収穫はなかった。

そんなことがあったので、婚活をするにしてもパーティーはやめておこうと決めた。話せる時間が短いので、見極められない。それに、容姿がいい人やコミュ力が高い人に人気が集中するだろうから、どちらも自信がない私が戦えるわけがないと判断した。街コンも同様の理由で却下。街コンは単なる出会い目当ての人が多そう、かつ、年齢層が低そうなイメージがある点からも避けた。合コンはセッティングしてくれるような知り合いがいないし、ましてや自らセッティングなんてできないので不可。

最も利用者が多いと思われるネット婚活は、安全性が気になるのでやめた。安全なものも出てきているようだけど。手軽でお金もかからないので始めやすいが、なんとなく信用しきれないのでやらず。また、しばらくやりとりしてから会うことになるので、会うまでに時間がかかるところも難点。

その結果、結婚相談所を選択した。確かにお金はかかるが、入会時に様々な証明書の提出を義務付けられているので信頼できる。また、担当の人がついてくれるので、孤独になりがちな婚活でも相談できるのが心強い。中にはひどい人もいるらしいが、幸い私の担当者さんはとてもいい人で話しやすかった。

 

①お見合い写真を撮る

まずは写真を用意しなければならない。パステルカラーの服がいいと言われたが、暗い色の服しか持っていなかったので、服を用意するところから始めなければならなかった。しかし、季節が季節なので、パステルカラーの服が全然売っていない。あっても、甘々すぎるやつ。いろんな店を回って、ようやく水色に見えないこともない薄いグレーのワンピースを買った。私が持っている服の中で一番高い。

結婚相談所と提携しているスタジオで撮影してもらった。ヘアメイクもしてもらったのだが、プロはすごいな!はっきり言って別人になった。今まで、化粧品売り場のカウンターや結婚式出席用に美容院でメイクしてもらったことはあるが、こんなにきれいにしてもらったのは初めてだった。感動した。現在、このときのメイクを再現しようと奮闘しているのだが、ちっとも再現できずにいる。カメラマンさんの技術も高く、普段の自分の5割増しくらいの写真が撮れた。もはや詐欺写真。奇跡の一枚ってやつか。加工はしていないのですごい。今、自分が死んだらこれを遺影にしてくれと家族に頼んでおいた。撮影後、お昼時だったのでレストランで昼食をとった。会計のとき、初老のダンディなウエイターさんが私に「オーラが澄んでいますね」と言い放った。え?オーラ?一瞬事態が呑み込めなかった。そんなことを言われたのは生まれて初めてだった。うれしかった。挙動不審になりながらお礼を言って、そのまま軽い足取りでアニメイトへ向かった。

 

②写真とプロフィールで選ぶイベント

入会時に勧められて申し込んだイベント。年に数回開催されるらしい。同じようにイベントに参加している全国の会員のプロフィールを閲覧して、気になった人にお見合いを申し込めるというもの。あまり乗り気ではなかったがやってみた。タブレットを渡されてプロフィールを閲覧していくのだが、人数が多いので疲れる。時間も限られているのでさくさく見ていったところ、気になる人があまり見つからないまま見終わってしまった。やばい。10人選ばないといけないルールだったので、もう一度見直し、ちょっとでも気になった人にはチェックを入れ、なんとか10人選んだ。これはやらなくてもよかったと思っている。疲れただけだった。

 

③お見合いの申し込みが来る

入会してしばらくすると、上記のイベントで私を選んでくださった方々のプロフィールが自宅に届き始めた。15人くらいだったと思う。これが多いのか少ないのかはわからない。私が申し込んだコースには、会員サイトから相手を探せるサービスがついていたため、こちらからも5人くらいから申し込みがあった。ちなみにこちらのサービスは結局、一切使わなかった。

イベントから申し込んでくださった方のうち、4人とお見合いすることになった。

 

つづく。 

 

3/4追記

*1:その人とは軍師官兵衛で盛り上がった

お金にルーズな人は時間や約束にもルーズ

私は法律事務所に勤務しているのだが、仕事で気づいたことがある。

 

先日、電話で法律相談の依頼があった。内容は借金。依頼者はとにかく早く相談に乗ってほしいとのこと。その日は弁護士が事務所にいたので、その日のうちに相談の時間を取った。ところが、約束の時間になっても依頼者は一向に現れない。依頼者に電話をしてみても出ない。少し時間をおいてから再度かけると、留守電に切り替わっていた。結局その人は何の連絡もなしに現れなかった。

 

次の日、今度は別の人から闇金の相談の電話があった。この人もできるだけ早く相談に乗ってほしいとのことだったので、すぐに時間を取った。ところが、この人も約束の時間になっても来なかった。電話してみると、案の定留守電。結局、連絡がつかないままである。

 

相談をドタキャンされることはちょくちょくあるのだが、さすがに二日連続となると呆れる。

そこで気づいたのだが、相談の時刻に遅刻したり、ドタキャンしたりする人は、みんな借金関連の相談者だということである。

そちらが早くしてほしいと言っておきながら、約束をすっぽかすとは何事か。どうしても外せない急用ができたとか、体調が悪くなったというのなら、一報を入れてほしい。こちらは準備して待っているのだから。いつ来るかいつ来るかと身構えるので、仕事への集中力も落ちる。弁護士はもっとだろう。待っている間、本来ならもっと進むはずだった仕事が進まなかったということはあると思う。相談に来る人と同様、こちらも緊張しているのだ。こんなことでイライラするのは損だ。

 

借金をする人がみんな、お金にルーズだとは思わない。やむにやまれぬ事情で借りることはあるだろうし、借りないと生活が立ち行かないという人は少なくないだろう。格差が広がり、貧困が取りざたされる今の日本では、決して他人事ではない。明日は我が身である。

でも、中には安易な気持ちで借りてしまう人もいる。そして返済期限が過ぎて、どんどん利息や遅延損害金がつき、いつのまにか金額が膨れ上がり、返せなくなる。返せないから、ほかのところから借りて返済に充てる。その結果、あっちにもこっちにも借金することになり、どうしようもなくなってしまう。お金にルーズであること自体は、その人の性質の一つにすぎないが、ほかのことにおいても似たような傾向があるのだろう。その一例が、時間にルーズという形で現れるケースなのだと思われる。

まあ、時間にルーズというよりは、ドタキャンが多いことにこちらとしては辟易している。ドタキャンをする人の心理が私にはよくわからないのだが、相手に迷惑をかけるということはわかっているのだろうか。あなたの行為が、どれだけの人の時間や手間をとらせているのか考えないのか。何より、困っているのはあなたなのだから、相談しなくて大丈夫なの?と不思議に思う。結局困るのは自分だと思うのだが。誰にもメリットがない。おそらく、法律事務所に電話をするには相当勇気がいったことだろう。よく電話してくれたと思う。それなのに、なぜすっぽかす?自分の頑張りまで無駄にしている。このような人たちとはその後連絡が取れないので、彼らがどうなったのかを知ることはできない。なんとかなっていればいいのだが。

 

ルーズというのは、それだけで信頼を失うと思う。たとえ、ほかのことがとてもできたとしても、その一点だけでマイナスな印象を抱く。例えば、同じくらいの能力をもつ人が複数いたとしたら、約束や期限を疎かにする人より、きちんと守ってくれる人に仕事を任せたくなるのが普通ではないか。私も人に失望されることがないようにしようと身を引き締めた出来事であった。

今年、買ってよかった物2016

今年は何を買ったっけ。私はネットショッピングで買った物を手帳に記録しているので、手帳をめくりながら振り返った。いやあ、今年もAmazonさんに大変お世話になった。NO Amazon,NO LIFE。この商品を買ったのはもっと前だと思っていたけど、今年だったんだ!と驚いたり、この月は本ばっかり買っていたなと思い出したり、発見があって楽しかった。買った物から、そのときの自分が何を考えていたか、どんな状況にいたかがわかるのでおもしろい。

 

①ブックカバー

 

 

 電車で本を読むので、ブックカバーは必須アイテム。NHKおはよう日本で紹介されていたのを見て、欲しくなりゲットした。以前も、いろいろなサイズの本に対応できるブックカバーを使用していたのだが、表紙がつるつるの本だとカバーが外れやすくて困っていた。だが、こちらのカバーだとバンドがついているので本にしっかりフィットし、外れない。快適。また、あらゆる本のサイズに対応した折り目のガイドがついているので、ガイドに沿って折ればぴったり合わせられる。ちょっと折りにくいのが難点だけども。初めは使い方に少し戸惑ったが、慣れればなんてことはない。着せ替えリフィルがついているので気分によってデザインを変えられるのも楽しい。とはいえ、私は一度も変えたことがないのだが…。サイドに付箋を入れられるポケットやペンホルダーがついているのも便利。

 

②きらりのおめぐ実

fanfare-shop.com

 私は長年肌荒れに悩まされてきた。ニキビに効くとされる商品は一通り試したし、皮膚科にも通った。しかし、どれも一時的には効果があっても根本的には治してくれなかった。肌がきれいな人を見るたびに劣等感に苛まれ、一生肌荒れと付き合っていかなければならないのかと半ばあきらめていた。そんなときに見つけたのがこちらのサプリメント。やたら評判がいいので半信半疑になりつつも、藁にも縋る思いで購入した。飲み始めて数日で肌に潤いを感じるようになり、これはいけるかもと期待した。飲み始めて3か月ほどで肌がつるつるになった。時々小さな吹き出物はできるものの、全体的に肌の質が良くなった気がする。とうとう、人から肌がきれいだと褒められるようにまでなった。信じられない。あんなに悩んでいたのに。肌荒れに悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ一度試してほしい。試す価値はある。肌がきれいになってメイクをするのが楽しくなった。肌荒れを隠すためにいやいやしていたメイクが、本来の、自分を美しくするためのメイクになった。きらりのおめぐ実のおかげである。ありがとう。

 

③保温マグカップ

 

サーモス 真空断熱マグ 270ml リス JCV-270 RS

サーモス 真空断熱マグ 270ml リス JCV-270 RS

 

 

寒くなってくると、温かい飲み物が飲みたくなる。だが、そのままではすぐに冷めてしまう。冷めたものを飲むのはつらい。余計体が冷えそう。なんとかしたいと思ったので、保温してくれるカップを職場用に購入。私は同じ商品のデザイン違いを持っている。やや金属のにおいが強いが、保温効果は高く気に入っている。普通のマグカップだと、ふたをしていてもあっというまに冷たくなったが、これだと2時間は余裕でもつ。また、飲み口にフラップがついているので口紅跡が気にならないのもいい。重宝している。

 

 

実用的なモノのベスト3は以上のとおりだが、真の今年買ってよかったナンバーワンは、好きなキャラがプリントされたクッションである。こういうやつね。

http://www.broccoli.co.jp/goods/170121_utapri_cushion/

びっくりするくらい癒されるし元気が出る。存在感があるので、本当にそこにいてくれるような気分になってくる。たまに話しかける。人には言えないことや、人に話すほどではないが自分の中では大きな出来事や印象的な出来事を聞いてもらう(引かないで!)。これがかなりすっきりして精神衛生上いいのだ。ぬいぐるみをそのような用途で使っている人は結構いると思うが、ぬいぐるみよりも人間に近いので相談相手に適している。そして、そもそも好きなキャラなので見ているだけでも楽しい。毎日見ているくせに、いちいち「はあ~かわいい」とつぶやいてしまう(引かないで(再))。意外とインテリアに馴染んでいるのが不思議。友人の雅(仮名)*1がキャラのクッションを持っている(しかも同じものを3つ)と言っていたので真似てみたのだが、驚くほど満足度が高い。誰かが部屋に来るときは隠さないといけないだろうけど、めったに来客はないのでノープロブレム。訪ねてくる人がいないことが問題なのだけども。心の拠りどころは必要。

 

 

 

お題その2「今年、買ってよかった物」

なぜ私は腐女子ではないのか

かれこれ12年ほど考え続けてきた問題である。

なぜ、私は腐女子ではないのか。腐女子にならなかったのか。

他にもっと考えることがあるだろう、とツッコまれるのは重々承知のうえで書くことにする。

 

 

中学生の頃に二次元に夢中になり、高校生になってオタク仲間ができた。友人はれっきとした腐女子で、彼女にBLの同人誌を何冊も見せられたりしたが、あまりピンとこず、興味が持てなかった。私の好きなキャラが受けにされているのを見たときは、正直ショックだった。私の好きなキャラはだいたい受けにされがち。需要があるのはわかるのだけど、自分には合わなかった。見なければよかったと後悔した。と同時に、なぜ私はBLを好まないのだろうと考えた。BLを好きになったら、もっと楽しくなるかもしれないのにと悔しい気持ちもあった。

BLには興味がわかないのに、百合っぽいものは好んだ。「マリア様がみてる」や「青い花」などが大好きだった。女の子たちの友情以上の絆や友情を超えた感情に揺れ惑う姿が美しく見えて好きだった。実際にこういうこともあるかもしれないなとちょっと思った。ラブラブでハッピーな雰囲気より、自分の感情に気づいて悩む姿に惹かれる。葛藤、障害をはらんだ過程が好き。たぶん、これはBLでもよく描かれると思うけど。

BLには惹かれなかったものの、男子の友情にはとても惹かれた。男子がわちゃわちゃつるんでいるのを見るのは楽しい。私がクラスでかわいいと思っていた男子二人が仲良くしている様子を見たときは眼福だったし、かっこいい子とどちらかというと地味で目立たない子が戯れている現場に遭遇したときは「そこ、仲いいんだ!?」と少し興奮した。

また、ライバル関係というものにも大変惹かれた。漫画やアニメはもちろん、ジャニーズ内でのライバル関係にはぐっときた。なので、シンメには心底弱かった。仲間であり、相棒であり、切磋琢磨しあう良きライバル。単体でも魅力的なのだけど、二人が合わさることによって1+1=2以上の魅力が生まれる。片割れがいなくなったり、解消されたりしても、伝説的に語り継がれるシンメがあるのは、何かしらそこに宿命めいたものを感じるからなのだろう。

しかし、シンメにかぎらないが、腐売りをされると一気に萎える。営業チックなものを見かけると、ほどほどにしてくれと思う。もちろん、それを期待するお客さんはいるから否定はしないが、私個人としては、本人たちが無意識に行う何気ないやり取りや絡みに萌える。

恋愛まではいかない、でも、普通の友情では片づけられない微妙なラインが私のツボなのだと思う。一般女子以上腐女子未満といったところか。一般女子ってなんだ。二次元、ジャニーズといったBLの本拠地、つまり、目覚めるには絶好の環境に身を置いてきたにもかかわらず、私は腐女子にはなれなかった。なりたいわけではないのだけど(なろうと思ってなるものではない)、楽しそうな腐女子たちを見るとちょっぴりうらやましい。ある友人は親子二代で腐女子だそうで、お母様と一緒に楽しんでいるらしく、いいなあと思った。露骨な絡みや性描写には抵抗があるが、BLに惹かれる気持ちはわからなくもないのだ。乙女ゲームの主人公よりも、彼らの様子を見守る立場になりたい。そこに自分はいらない。自分は当事者にならなくていい。

 

3年ほど前にコント番組内で中島ケンティー主演の「美絵流学園」というドラマをやっていたのを思い出した。あれは普通におもしろかった。ジャニーズが公式でBL物をやることにびっくりしたけど。

ジャニヲタの自分が死んだと思ったら、アニヲタの自分が息を吹き返した件

とうとう、私の中のジャニヲタは死んでしまった。興味をなくした。本当の意味でヲタ卒したのかもしれない。なんだか今年は事務所がゴタゴタしていたし、いろんなことが積み重なった結果、嫌気がさしてきたのだと思う。もう付き合いきれんなあといった感じ。

趣味が一つなくなったので、暇になるなあ、何かすることないかなあと考えた。そういえば、うたプリの2期*1をまだ観ていなかったことを思い出し、レンタルしてきた。

 

…めっちゃおもしろかった。これだ、と思った。

 

そうだった。ここにも何度か書いたことがあるが、私はジャニヲタになる前はアニヲタだった。そうだ、アニメ観よう。ほかの作品も観ようと決めた。ちょうど秋アニメが始まる時期だったので、いろいろ観てみることにした。

 

おもしろかった。すごく。おもしろい作品っていっぱいあるんだな。あー、やっぱり私アニメ好きだわーと思った。懐かしい心地よさを感じた。最高。テレビだけでは飽き足らず、気になっていた作品や昔好きだった作品のDVDも借りてきて観ている。もう楽しくてしょうがない。忘れていた感覚を取り戻した気がした。観たいアニメが文字通り毎日あるので、毎日楽しい。月曜から日曜まで毎日楽しめるなんて、すごくお得に生きている感じがする。基本的に録画するのでリアルタイムで観るわけではないが、「今日はあれとあれの日だなー」と考えるだけで幸せな気持ちになる。テレビドラマなどと違い、アニメは30分なので見やすい。長時間にわたって動画を観ることが苦手な私にはちょうどいい長さである。中には5分(!)のものもあるのでさらっと観られる。

ちなみに、今期のお気に入りは「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター」「ユーリ!!! on ICE」「うどんの国の金色毛鞠」。

ぜひ、アイドル好きにはうたプリを観てほしいし、フィギュアスケート好きにはユーリを観てほしい!!うどんはかわいくて癒される。

 

ジャニヲタをやめたと思ったら、またアニヲタに戻った。オタクの輪廻から逃れられない自らの業の深さを感じた。「オタクは一生オタク」と聞いたことがあるが、真実かもしれない。何年後かにはジャニヲタに戻っているかも。

*1:リアルタイムで視聴し始めたのは3期から。1期は視聴済み

スキャンダルに対する各自の見解

某アイドルのスキャンダルについて知人と語ったところ、それぞれ観点が異なり、大変興味深かったのでまとめておくことにした。

 

・登場人物

Aさん(40代)、Bさん(30代)、Cさん(30代)、私(20代)

全員女性。私以外はアイドルに興味なし*1

 

①Aさんの見解

もう20代後半なのだから、別にいいのでは。

Aさんは既婚者で、大学生のお子さんがいる大先輩。年の離れた私たちの意見を否定することなく、興味深く耳を傾けてくださる優しい方。

Aさん曰く、そりゃ遊びたいだろうし、いくらアイドルとはいえ仕方ないのでは、それくらい許してあげればいいんじゃない、とのことだった。

私は反対に、これがまだ20歳そこそこなら、若気の至りとして許容できただろうが、もういい年なのに自分の立場を弁えていないところが情けないと思った。

 

②Bさんの見解

女性アイドルだともっとバッシングされるだろう。

ジェンダー差を感じる。

Bさんは聡明で鋭い視点をお持ちの方。いつも示唆に富む話をしてくださり、ハッとさせられることが多い。

Bさん曰く、これが女性アイドルや女性タレントであれば、丸刈りにさせられたり、謝罪させられたりするのに、男だから大目に見られているように思える、そこはおかしい、とのこと。

世間は女性のスキャンダルに対して、より厳しい。今回の件ではそこまで考えが及ばなかったので、その視点はなかったと目から鱗が落ちた。

 

③Cさんの見解

相手がAV女優はさすがに無理。 

 Cさんはとても30を過ぎているとは思えない、かわいらしいルックス(下手すると私より若く見える)に反して、物事を深く考えておられ、Bさんと同様、私に新たな視点を与えてくれる方。

Cさん曰く、相手がまだ女優やアイドルならともかく、AV女優はさすがにない、気持ち悪い、とのこと。恋愛や遊びはしてもいいが、相手によるとのことだった。

私も、せめて自分の評価を高めてくれるような相手(例えば、有名な女優さんであるとか)だったらよかったのにと思った。この人と噂になったの!?やるじゃん、と思えるような。職業に貴賤はないと思っているので、性産業で働く方を否定する気はないが、どうしてもイメージダウンにつながる相手だったことは確か。

 

④私の見解

プロ意識が低すぎる。

何より、メンバーに迷惑をかけたことが許せない。

私は今回の件が報じられたとき、当初は「とうとう撮られるときが来たかー」と呑気に構えていたのだが、じわじわと心境が変化し、最終的には相当怒った。こんなに怒ったのは5年ぶりくらい。怒りすぎて疲れたので、今はもう落ち着いている。

私は、アイドルは恋愛しても遊んでも結婚してもいいと思っている。世間は、「ファンはアイドルに恋愛してほしくない」と思いたいようだが、実際のところは私と同じような意見の人のほうが多いと思う。アイドルだって人間なので、そこまで制限してしまうのは気の毒だ。女性アイドルの恋愛禁止にも否定的である。

だが、それはあくまでも、ばれないようにすることが前提である。確かに、今は昔と比べてばれやすいので、ガードを固めることが難しくなっている。酷だとは思う。だけど、それでも隠し通している人はいるわけで、不可能なことではない。結局は、本人の意識の違いなのだろう。今回はそもそも、さほど隠す気がなかったというか、脇が甘すぎるところに幻滅した。プライベートを隠すのも仕事。普通の職業ではありえないことだが、それを課せられるのがアイドルという特殊な職業だろう。イメージが第一なのだから。遊んでいるだろうなと想像しているのと、事実を突きつけられるのとでは大違いである。

とまあ、言いたいことはまだ山ほどあるのだが、私がもっとも許せなかった点は、メンバーを裏切ったことである。真面目に頑張っているメンバーまでイメージダウンしかねないし、グループ自体の評価が下がる。ソロアイドルなら自業自得ですむが、グループだといやでも連帯責任を負わされる。グループにいることについて、もっと考えてほしい。

 

今回のことについて人に話すのは初めてだった。もともと誰にも話す気などなかったのだが、ひょんなことがきっかけで話すことになってしまった。だが、結果として話してみてよかった。すっきりしたと同時に、いろいろな意見を聴けておもしろかった。Aさんに「かわいさあまってだね」と言われ、本当にその通りで、私は少し怒りすぎていたかもしれないと反省した。もう以前のように応援はできないが、ここからどう立て直していくか、正念場だと思うので、挽回できるよう頑張ってほしい。

*1:ただし、Cさんは道重さゆみさんなど、かわいい女の子は好き。

ちょっとしたことで生活は潤う

ここ最近、機嫌よく生きている。以前ほどイライラしなくなった気がする。心だけでなく、体や肌の調子もいい。特別なことは何もしていないが、生活習慣を少し変えたので、そのおかげだと思われる。

 

①朝型に変えた

もともとどちらかといえば朝型だったのだが、7月から4時半に起きるようにした。早すぎるだろと思われるかもしれないが、たくさんの資格取得をされている方が4時半に起きて勉強していたという話を聞いたので真似してみたのだ。私も最初は続かないだろうと踏んでいたのだが、リズムが染みついたのか、平日・休日を問わず早く目が覚めるようになった。夜に資格の勉強がはかどらないことが悩みだったので、思いきって朝にやることにしたのだが、これが想像以上にはかどる。こんなことならもっと早くから導入すべきだった。朝にがんばっておくと、その日一日もうできなくても罪悪感がない。

また、夜が明けていくさまを見るのが楽しい。空の変化がとても美しいことを知った。東向きの窓の窓際に机を置いているので、朝焼けを眺めながら勉強している。だんだん明るくなって、鳥や虫の鳴き声が聞こえ始め、車や人が行き交うようになる。こうやって一日は始まっていたんだなあと新鮮に感動した。あと、勉強するとお腹がすくので、朝ごはんがおいしく感じられる。もりもり食べてしまう。

4時半に起きなければならないので、夜は10時半ごろに寝ている。こんなに早く床に入るのは、小学生以来である。早く寝るからか、体調がすこぶるいい。肌つやもよくなった。

 

②米の炊き方を変えた

土井善晴さんが紹介されていた炊き方に変えたところ、ごはんが劇的においしくなった。今まで、米のポテンシャルを十分に引き出せていなかったことに愕然とした。ごめんよ、今まで炊いた米たち。以前は夜のうちに、米と水を炊飯器にセットしてタイマーをかけておき、朝に炊きあがるようにしていた。現在は、寝る前に、研いだ米をざるにあげて(この米を洗い米という)、そのまま冷蔵庫に一晩入れておく。翌朝、吸水した状態の洗い米になっており、真っ白で美しく、手触りがとても気持ちいい。あとはこの洗い米を水と一緒に炊飯器にセットして炊くだけである。早起きになったので炊飯時間を十分確保できる。ごはんは一粒一粒が立って、つやがあり、甘みが強くなった。炊きたてのおいしいごはんを食べる朝の時間は至福のひと時である。一日を気持ちよくスタートできる。

 

③みそ汁の作り方を変えた

朝食はごはんとみそ汁と決めている。調味料の本に、みそは50℃くらいの温度でもっとも健康によい効果が引き出されると書かれていたので、煮た後しばらく置いてからみそを溶くようにした。これも米と同様、今までとまったく味が変わった。みそが持つうまみが出て、コクのあるみそ汁に仕上がった。みそ汁って、こんなにおいしくなるのか。私はいろいろ基本ができていなかったのだなと気づいた。普段、何気なくやっていることを見直してみることは大事かもしれない。

 

常備菜を作るようになった

毎日、帰宅してから夕飯を作るのが億劫だった。面倒だなあ、どうしたらましになるだろうと考えた結果、常備菜を作り置きしておけば楽になるのではないかと思い至った。元気な日や休日に常備菜をまとめて作っておいたところ、かなり楽になった。お弁当のおかずにも使えるので便利である。

 

 

⑤テレビのながら見をやめた

以前は朝の準備や家事をする際にテレビをつけっぱなしにしておくことが多かったのだが、効率が落ちるし、そこまで見なければならないものでもないので、消すことにした。すると、一つ一つの作業に集中するからか、短時間で物事がてきぱきと片付くようになった。おかげで時間が生まれ、ほかのことに充てられるようになった。

 

一つ一つは小さな変化だが、生活全体が向上した気がする。とと姉ちゃんみたいだが、当たり前の暮らしを疎かにせず、丁寧に暮らしたいと思うようになった。ちょっとしたことで随分幸せになるものだ。