ぶどう石

定点観測記録

クレジットカードを不正利用されました

先日、クレジットカードの利用明細を確認したら、まったく身に覚えのない請求が含まれていることに気づいた。

1か月のうちに複数回にわたって、同じ請求元からそれぞれ約1万円ずつ請求されていた。なんじゃこりゃ。そのうち、一番最初の日付のもの以外は、同日に返金処理されている。つまり、支払いと返金が繰り返されており気味が悪い。結局、請求されているのは初回の額だけということになる。

 

すぐにカード会社に連絡したところ、調査するのでしばらく待ってほしいと言われた。数時間後に電話があり、「不正利用の疑いがあるので、後日、別の部署から連絡が入る」とのことだった。翌日さっそく連絡があり、「不正利用と判断したので、現在のカードの利用を止める。再発行の手続きに入る。」とのことだった。初回の請求額については、引き落とし日までに手続きが間に合えば引き落とされないが、間に合わない場合はいったん引き落とされ、2週間後に引き落とし口座に返金されるということだった。

私は公共料金をすべてカードで引き落としているので、カード番号変更の手続きをしないといけないのが面倒だなあと若干憂鬱になったものの、迅速に処理してもらえたので安心した。こんなに素早く対応してもらえるとは思っていなかったで、カード会社をちょっと見直した。

 

カード会社に問い合わせてから約1週間後に新しいカードが届いた。そして、引き落とし日までに手続きが間に合ったようで、不正利用の分は引き落とされずに済んだ。一件落着。

 

それにしても、いったいどこからカードの情報が漏れたのか。誰かに貸したことなどないし、暗証番号も誰も知らない。どこかでスキミングされたのだろうかとも考えたが、ショッピングサイトなどへの不正アクセスによって情報が盗まれた可能性が高い。つい数日前にぴあの個人情報流出が報じられたが、あれとは関係がない。クレジットカードだと、こういう目に遭う危険があるのだと再認識させられた。個人情報流出・漏洩のニュースはよく耳にするが、どこか他人事だった。自分の身に降りかかってはじめて、誰にでも起こりうるトラブルなのだと思った。企業もセキュリティ対策が大変だ。情報を盗む技術は日々進化していくし、いったん流出させてしまえば信頼をなくす。大変な世の中になった。マイナンバーなんて導入している場合か。