ぶどう石

定点観測記録

アラサー同級生7人で集まった

昨日、中学の同級生7人で集まった。成人式ぶりに会う人もおり、みんなで集まるのはかなり久しぶり。ちょうどこの日が誕生日*1のメンバーがいたので、その祝福も兼ねた。27歳になった。メンバーのほとんどは高校も同じなのだが、高校を卒業しておよそ10年が経つなんて信じられないと口々に言った。いやー早い。KAT-TUN10周年だもんね。そりゃ、それくらい時間経っているわな。

 

最初に各自、近況報告をした。結婚しているのは一人だけで、あとは全員予定すらなし(笑)きっと世間の平均からすれば少ないのだろうが、まあいいだろう。

卒業後の人生は、みんなそれぞれ苦労していたことがわかった。現在進行形で苦労している人もおり、早く楽になれますようにと願わずにはいられなかった。かつての夢を叶えた人は一人もいない。夢だった職業に就いたものの挫折した人、採用試験を受け続けている人、まったくちがう仕事に就いた人、目指していた職業そのものではないが、関連のある仕事に就いた人(私はここに属する)。日経ウーマンや女性誌に登場するようなキラキラした生活を送っている人など、彼女たちだけではなく、私の知り合いには一人もいない。仕事もプライベートもバリバリこなして充実している人なんて、実在するの?と疑ってしまう。そもそも属するコミュニティが違うから出会わないのだろうが、社会全体から見ればごくわずかだろう。

話題は中学時代のことになった。…のだが、見事に内容が暗いものばかり(笑)みんな抑圧されていたのだ。過去の苦い思い出が次々と噴出した。今でいうスクールカーストの中位~下位に属する女子であった私たちには、中学時代にろくな思い出がない。教師への不満、怖かった先輩、謎のいやがらせ、カースト上位の人間から理不尽な目に合わされるなど、散々だった。その結果として、2年前に開かれた中学の同窓会へ出席したのは、メンバー内では一人のみ。主催者はもちろん、カースト上位層である。私はというと、その日はSexy Zoneのコンサートへ行っていた。会いたくない人が来る同窓会より、会いたい人がいるコンサートを優先した。おそらく、また開催されたとしても行かないであろう。

私は人生でつらい時期が2回あったのだが、そのうちの1回が中学1年生のときである。クラスで孤立してしまい、居場所がなくて息苦しかった。今回のメンバーをはじめ、仲のいい子が全員違うクラスで、自分のクラスに友達が一人もおらず、毎日苦痛で仕方がなかった。就寝するときだけが幸せで、明日なんて来なければいいのに、と思いながら眠りについた。いじめられこそしなかったが、それでなくてもこれほどつらかったのだから、いじめにあっている人のつらさは、いかばかりかと胸が痛む。こんなところで言うのもどうかとは思うが、今つらい目にあっている子に言いたいのは、「大人になってからのほうがずっと楽しいよ」ということである。つらいときは逃げるなり、適当に流すなりして、どうにか乗り切ってほしい。未来なんて見えないかもしれないが、生きていると必ずいいことがあるから。

集まりの話に戻そう。もちろん、暗い話題だけではなく、恋愛や結婚の話など女子会らしい話もした。特に、結婚したメンバーの話は大変参考になり、今後の自分の恋愛や婚活に生かそうと思った。あまり結婚に興味がなかったのだけど、少し結婚したくなった。

それぞれの趣味やハマっているものについても話した。私がジャニーズにけっこうつぎ込んでしまったと告白したら、「実は…」と手を挙げる者が二人おり、メンバーの中に上田ファンと錦戸ファン*2がいることが発覚した。まさかの元担の名前が出てきてびっくりした。錦戸ファンにいたっては、ときどきコンサートに行っているとか。まじかよ。上田ファンとは、KAT-TUNの活動休止さびしいね…と話した。また、バンド好きのメンバーが、好きなバンドの解散はつらいという話をし、どこも解散や脱退はつらいよね…と励ましあった。中学校に勤めているメンバーによると、今の中学生の間では、やはり三代目が流行っているらしい。元EXILEファンのメンバーは、ファン層ががらりと変わってしまったために離れてしまったそうだ。ライブでは岩ちゃんへの声援が桁違いに大きいらしい。かつての赤西や山田くんみたいなものかなと想像した。

スイッチが入ってしまった私は、元太くんについてプレゼンしてしまった。話し出すと止まらなくなる、ヲタクにありがちなタイプ。つい熱くなってしまう。今までいろんな人に元太くんを紹介してきたが*3、総じて好評である。一般受けがいいのでは。微妙な反応をされたことがない。「かわいい」とか「かっこよくなりそう」とかお褒めの言葉をいただく。松倉くんのことも紹介し、「松松」というワードを覚えてもらった。「デビューできるといいね」とまで言ってくれて、やさしい。プレゼンしたおかげで好きな気持ちが高まり、今とても元太くんのことが好きである。

帰りの電車で一緒だったメンバーが、「いい人と出会って、〇〇ちゃん(別のメンバー)には幸せになってほしい」とつぶやいた。ああ、私は人に恵まれていると思った。中学時代は散々だったけど、彼女たちと出会えたのはよかった。あの頃にも十分、意味があったのだと思えた。

 

※3/18 一部修正

*1:ケンティーと同じ

*2:「担当」というほど熱烈なファンではないため、「ファン」表記

*3:うざかったと思います。この場を借りてお詫び申し上げます。