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ぶどう石

定点観測記録

少し落ち着いて

前回は感情のままに辛辣なことを書いてしまった。まだもやもやしているが、少し冷静になってきたので今の気持ちを書いておく。

KAT-TUNの中で、ここ数年でもっとも成長したのは田口くんだと思っている。もともと上手いダンスにさらに磨きがかかり、歌が格段に上手くなった。パフォーマンスではつい目を奪われた。長い手足を惜しみなく使ったダイナミックなダンスは他にあまり見たことがない。ダンスが上手いといわれる人は小柄な人が多いので、大柄でダンスを武器にできる田口くんは貴重だと思う。間違いなくパフォーマンスの中核を担う重要なメンバーだった。また、憎めないキャラクターでみんなから愛され、やわらかい空気を作ってくれていた。彼の存在に何度救われたことか。ジャニーズ感が強くないおかげでいろんな役がはまり、ドラマでおいしい役をやっている彼に癒やされた。いつも明るくて、イケメンなのにギャグばかり言って周りを笑わせて、パフォーマンスではかっこよくて、どう考えてもアイドル向きの人だ。

もう何を言っても無駄なのはわかっているが、手放すなんてもったいない。好きだった職業をやめてまで得るもの、大事なものって何。どうしてもやめないといけないんだろうか。だめだ、つい説教くさくなってしまう。

脱退を知ったときは「ふざけるな!いい加減にしろ!」と憤慨していたのだが、今は寂しい気持ちでいっぱいである。怒るのも、好きだから怒るのだ。興味がなかったら怒らない。iPodをシャッフルしたら見事にKAT-TUNの曲ばかり出てきて、どれもかっこよくていい曲だった。ああ、好きだと思った。これから先、KAT-TUNほど夢中になるグループには出会わないだろうと思った。好きなアイドルは他にもいる。けれど、KAT-TUNは私にとって伝説のような特別な存在で唯一無二だ。何度も書いているが、本当に人生を変えてくれたんですよ。コンサートに行った回数も買ったCDやDVDの数も最多。好きだった時間も最も長い。自分の人生を語るうえで、なくてはならない存在である。
そのKAT-TUNがどんどん変わっていくのがつらかったし耐えられなかった。距離を置いた時期もある。でも、今年に入ってやっぱりいいなと思い直したところだったのだ。少プレくらいでしか目にする機会はなかったが、いつも楽しみにしていた。

赤西がやめたときは脱退なんてことが起こり得るのかと衝撃を受けたものの、やる気がないのはわかっていたので、仕方ないかと受け入れられた。聖のときは「何やってんだよ」と怒り、ファンへの言葉を最も口にしていただけに幻滅した。
これら前のケースとは異なり、今回は気持ちのやり場がわからない。だからもやもやしている。怒りも悲しみもあるが、それ以上に喪失感が大きい。いなくなることが信じられない。考え得る限りで一番しっくりくる言葉は「無念」である。なんとかならなかったのか。あと数ヶ月、どんな気持ちで彼を見ればいいのだろう。猶予があることがいいのか悪いのかわからない。やめるとわかっている人をどう見ればいいのか。笑顔で送り出すことなどできそうにない。他のメンバーはどんな気持ちで過ごすのだろう。わからないことだらけだ。

こんなに何日も引きずるのはひさしぶりだ。集中しているとき以外、田口くんのことを考えてしまう。思った以上にダメージを受けている。そのせいで、資格の勉強がちっともはかどらない。どうしてくれるんだ。落ち込んだときは有岡くんを観て元気を出すようにしているのだが、さすがに今回ばかりは有岡くんでも効かなかった*1。アイドルで負った傷をアイドルで癒やすのは難しい。なんだかジャニーズの人を見るのも今はいやになってしまった。ベスアはじめ、録画がたまっているが当分観られそうにない。しばらくは触れないでおこうと思う。たまたま明日は京都で寺巡りをするので、仏像に癒やされてこよう。

*1:普段は効果てきめん。元気が出るのでおすすめ