ぶどう石

定点観測記録

そこはユートピアだった―Hey!Say!JUMPに行き着いた件

あらゆるアイドル界隈が揺れた1週間でございましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はというと、SKE48松井玲奈ちゃん卒業とカントリー・ガールズの島村嬉唄ちゃん脱退がけっこうこたえているのですが、JUMPに癒されながら楽しく生きております…

 

そう、現在私はHey!Say!JUMPにハマっている。「好きなグループは?」と訊かれたら、食い気味に「Hey!Say!JUMPです!」と答える。深みにはまっていく一方である。

 

JUMPのことはもともと好きなほうで、これまでもチェックはしていたのだが、何せずっと伊野尾推しだったため、見るのがつらく避けていたところもあった。なので、ずっと応援し続けてきた干されメンのファンの方には頭が下がる思いである。逃げてすみませんでした。

彼らをきちんと追い始めたのはウィークエンダーからである。曲がとてもいいし、なんといっても全員にソロパートがある!ああ、格差が是正されたか、平等になってきたかととてもうれしかった。その後、2014年のツアーのDVDを購入し、完全に堕ちた。ダンスがすごいとは聞いていたが、正直ここまでだとは思わなかった。終始、揃った群舞で魅せてくれる。近年私はダンスを重視するようになっていたため、シンプルにダンスで勝負してくる姿勢がたまらなかった。繰り返し何度も観てしまう。DVDで一番印象に残ったメンバーは有岡くんである。有岡くんは随所でいい働きをしており、JUMPの中間管理職であり中枢と言われる理由がよくわかった。あと、めちゃくちゃかわいい。これは好きになってしまう。

パフォーマンスも素晴らしいが、彼らは仲の良さも魅力である。平和で安心して見ていられる。こんなに素敵なグループだなんて知らなかったよ…。大人数なのに、自分だけ目立ってやろうというメンバーが一人もおらず、とてもほのぼのしている。JUMPは穏やかで優しい性格の人が多く、それぞれが違ったかわいさを持っている。過去には葛藤があったようだが、それを乗り越えた今、みんな本当に楽しそうでこちらまで幸せになる。歳のせいか、見ていて不安になるアイドルを避けるようになった。一緒に頑張ろう、乗り越えていこうというガッツがなくなってきたので、安心感をもたらしてくれるJUMPはありがたい存在である。ネガティブな感情を一切抱かずに見ていられることがこれほどありがたいとは。これが本来のアイドルの応援だよなとしみじみ感じている。彼らは私が求めていた理想のアイドルかもしれないとすら思い始めている。

また、新曲やアルバムの発売が楽しみという感覚を久々に味わった。デビュー組担だったころは新曲発売の知らせがあれば、何も考えず義務的に全種類を購入していた。それほど好きでない曲でもとりあえず買っていた。そこに楽しいという感覚はあまりなかった。本当にほしいものなら、手に入れるのが楽しい。JUMPはそれを思い出させてくれた。

先日開催された嵐のワクワク学校大阪公演に縁あってお邪魔してきた。先輩と後輩の絡みに弱いので、これはどうしても行っておきたかったのだ。嵐先輩と後輩JUMPのやりとりは多幸感に満ちており、とっても楽しいイベントだった。嵐もJUMPも本当にいいグループだよ…と感銘を受けて帰りましたとさ。

ジャニーズから足を洗おうとしていたところに、まるでそれを阻止するかのように突如現れたJUMP。私はジャニーズから離れられない運命であるようだ。