ジャニヲタの自分が死んだと思ったら、アニヲタの自分が息を吹き返した件
とうとう、私の中のジャニヲタは死んでしまった。興味をなくした。本当の意味でヲタ卒したのかもしれない。なんだか今年は事務所がゴタゴタしていたし、いろんなことが積み重なった結果、嫌気がさしてきたのだと思う。もう付き合いきれんなあといった感じ。
趣味が一つなくなったので、暇になるなあ、何かすることないかなあと考えた。そういえば、うたプリの2期*1をまだ観ていなかったことを思い出し、レンタルしてきた。
…めっちゃおもしろかった。これだ、と思った。
そうだった。ここにも何度か書いたことがあるが、私はジャニヲタになる前はアニヲタだった。そうだ、アニメ観よう。ほかの作品も観ようと決めた。ちょうど秋アニメが始まる時期だったので、いろいろ観てみることにした。
おもしろかった。すごく。おもしろい作品っていっぱいあるんだな。あー、やっぱり私アニメ好きだわーと思った。懐かしい心地よさを感じた。最高。テレビだけでは飽き足らず、気になっていた作品や昔好きだった作品のDVDも借りてきて観ている。もう楽しくてしょうがない。忘れていた感覚を取り戻した気がした。観たいアニメが文字通り毎日あるので、毎日楽しい。月曜から日曜まで毎日楽しめるなんて、すごくお得に生きている感じがする。基本的に録画するのでリアルタイムで観るわけではないが、「今日はあれとあれの日だなー」と考えるだけで幸せな気持ちになる。テレビドラマなどと違い、アニメは30分なので見やすい。長時間にわたって動画を観ることが苦手な私にはちょうどいい長さである。中には5分(!)のものもあるのでさらっと観られる。
ちなみに、今期のお気に入りは「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター」「ユーリ!!! on ICE」「うどんの国の金色毛鞠」。
ぜひ、アイドル好きにはうたプリを観てほしいし、フィギュアスケート好きにはユーリを観てほしい!!うどんはかわいくて癒される。
ジャニヲタをやめたと思ったら、またアニヲタに戻った。オタクの輪廻から逃れられない自らの業の深さを感じた。「オタクは一生オタク」と聞いたことがあるが、真実かもしれない。何年後かにはジャニヲタに戻っているかも。
*1:リアルタイムで視聴し始めたのは3期から。1期は視聴済み
スキャンダルに対する各自の見解
某アイドルのスキャンダルについて知人と語ったところ、それぞれ観点が異なり、大変興味深かったのでまとめておくことにした。
・登場人物
Aさん(40代)、Bさん(30代)、Cさん(30代)、私(20代)
全員女性。私以外はアイドルに興味なし*1。
①Aさんの見解
もう20代後半なのだから、別にいいのでは。
Aさんは既婚者で、大学生のお子さんがいる大先輩。年の離れた私たちの意見を否定することなく、興味深く耳を傾けてくださる優しい方。
Aさん曰く、そりゃ遊びたいだろうし、いくらアイドルとはいえ仕方ないのでは、それくらい許してあげればいいんじゃない、とのことだった。
私は反対に、これがまだ20歳そこそこなら、若気の至りとして許容できただろうが、もういい年なのに自分の立場を弁えていないところが情けないと思った。
②Bさんの見解
女性アイドルだともっとバッシングされるだろう。
ジェンダー差を感じる。
Bさんは聡明で鋭い視点をお持ちの方。いつも示唆に富む話をしてくださり、ハッとさせられることが多い。
Bさん曰く、これが女性アイドルや女性タレントであれば、丸刈りにさせられたり、謝罪させられたりするのに、男だから大目に見られているように思える、そこはおかしい、とのこと。
世間は女性のスキャンダルに対して、より厳しい。今回の件ではそこまで考えが及ばなかったので、その視点はなかったと目から鱗が落ちた。
③Cさんの見解
相手がAV女優はさすがに無理。
Cさんはとても30を過ぎているとは思えない、かわいらしいルックス(下手すると私より若く見える)に反して、物事を深く考えておられ、Bさんと同様、私に新たな視点を与えてくれる方。
Cさん曰く、相手がまだ女優やアイドルならともかく、AV女優はさすがにない、気持ち悪い、とのこと。恋愛や遊びはしてもいいが、相手によるとのことだった。
私も、せめて自分の評価を高めてくれるような相手(例えば、有名な女優さんであるとか)だったらよかったのにと思った。この人と噂になったの!?やるじゃん、と思えるような。職業に貴賤はないと思っているので、性産業で働く方を否定する気はないが、どうしてもイメージダウンにつながる相手だったことは確か。
④私の見解
プロ意識が低すぎる。
何より、メンバーに迷惑をかけたことが許せない。
私は今回の件が報じられたとき、当初は「とうとう撮られるときが来たかー」と呑気に構えていたのだが、じわじわと心境が変化し、最終的には相当怒った。こんなに怒ったのは5年ぶりくらい。怒りすぎて疲れたので、今はもう落ち着いている。
私は、アイドルは恋愛しても遊んでも結婚してもいいと思っている。世間は、「ファンはアイドルに恋愛してほしくない」と思いたいようだが、実際のところは私と同じような意見の人のほうが多いと思う。アイドルだって人間なので、そこまで制限してしまうのは気の毒だ。女性アイドルの恋愛禁止にも否定的である。
だが、それはあくまでも、ばれないようにすることが前提である。確かに、今は昔と比べてばれやすいので、ガードを固めることが難しくなっている。酷だとは思う。だけど、それでも隠し通している人はいるわけで、不可能なことではない。結局は、本人の意識の違いなのだろう。今回はそもそも、さほど隠す気がなかったというか、脇が甘すぎるところに幻滅した。プライベートを隠すのも仕事。普通の職業ではありえないことだが、それを課せられるのがアイドルという特殊な職業だろう。イメージが第一なのだから。遊んでいるだろうなと想像しているのと、事実を突きつけられるのとでは大違いである。
とまあ、言いたいことはまだ山ほどあるのだが、私がもっとも許せなかった点は、メンバーを裏切ったことである。真面目に頑張っているメンバーまでイメージダウンしかねないし、グループ自体の評価が下がる。ソロアイドルなら自業自得ですむが、グループだといやでも連帯責任を負わされる。グループにいることについて、もっと考えてほしい。
今回のことについて人に話すのは初めてだった。もともと誰にも話す気などなかったのだが、ひょんなことがきっかけで話すことになってしまった。だが、結果として話してみてよかった。すっきりしたと同時に、いろいろな意見を聴けておもしろかった。Aさんに「かわいさあまってだね」と言われ、本当にその通りで、私は少し怒りすぎていたかもしれないと反省した。もう以前のように応援はできないが、ここからどう立て直していくか、正念場だと思うので、挽回できるよう頑張ってほしい。
ちょっとしたことで生活は潤う
ここ最近、機嫌よく生きている。以前ほどイライラしなくなった気がする。心だけでなく、体や肌の調子もいい。特別なことは何もしていないが、生活習慣を少し変えたので、そのおかげだと思われる。
①朝型に変えた
もともとどちらかといえば朝型だったのだが、7月から4時半に起きるようにした。早すぎるだろと思われるかもしれないが、たくさんの資格取得をされている方が4時半に起きて勉強していたという話を聞いたので真似してみたのだ。私も最初は続かないだろうと踏んでいたのだが、リズムが染みついたのか、平日・休日を問わず早く目が覚めるようになった。夜に資格の勉強がはかどらないことが悩みだったので、思いきって朝にやることにしたのだが、これが想像以上にはかどる。こんなことならもっと早くから導入すべきだった。朝にがんばっておくと、その日一日もうできなくても罪悪感がない。
また、夜が明けていくさまを見るのが楽しい。空の変化がとても美しいことを知った。東向きの窓の窓際に机を置いているので、朝焼けを眺めながら勉強している。だんだん明るくなって、鳥や虫の鳴き声が聞こえ始め、車や人が行き交うようになる。こうやって一日は始まっていたんだなあと新鮮に感動した。あと、勉強するとお腹がすくので、朝ごはんがおいしく感じられる。もりもり食べてしまう。
4時半に起きなければならないので、夜は10時半ごろに寝ている。こんなに早く床に入るのは、小学生以来である。早く寝るからか、体調がすこぶるいい。肌つやもよくなった。
②米の炊き方を変えた
土井善晴さんが紹介されていた炊き方に変えたところ、ごはんが劇的においしくなった。今まで、米のポテンシャルを十分に引き出せていなかったことに愕然とした。ごめんよ、今まで炊いた米たち。以前は夜のうちに、米と水を炊飯器にセットしてタイマーをかけておき、朝に炊きあがるようにしていた。現在は、寝る前に、研いだ米をざるにあげて(この米を洗い米という)、そのまま冷蔵庫に一晩入れておく。翌朝、吸水した状態の洗い米になっており、真っ白で美しく、手触りがとても気持ちいい。あとはこの洗い米を水と一緒に炊飯器にセットして炊くだけである。早起きになったので炊飯時間を十分確保できる。ごはんは一粒一粒が立って、つやがあり、甘みが強くなった。炊きたてのおいしいごはんを食べる朝の時間は至福のひと時である。一日を気持ちよくスタートできる。
③みそ汁の作り方を変えた
朝食はごはんとみそ汁と決めている。調味料の本に、みそは50℃くらいの温度でもっとも健康によい効果が引き出されると書かれていたので、煮た後しばらく置いてからみそを溶くようにした。これも米と同様、今までとまったく味が変わった。みそが持つうまみが出て、コクのあるみそ汁に仕上がった。みそ汁って、こんなにおいしくなるのか。私はいろいろ基本ができていなかったのだなと気づいた。普段、何気なくやっていることを見直してみることは大事かもしれない。
④常備菜を作るようになった
毎日、帰宅してから夕飯を作るのが億劫だった。面倒だなあ、どうしたらましになるだろうと考えた結果、常備菜を作り置きしておけば楽になるのではないかと思い至った。元気な日や休日に常備菜をまとめて作っておいたところ、かなり楽になった。お弁当のおかずにも使えるので便利である。
⑤テレビのながら見をやめた
以前は朝の準備や家事をする際にテレビをつけっぱなしにしておくことが多かったのだが、効率が落ちるし、そこまで見なければならないものでもないので、消すことにした。すると、一つ一つの作業に集中するからか、短時間で物事がてきぱきと片付くようになった。おかげで時間が生まれ、ほかのことに充てられるようになった。
一つ一つは小さな変化だが、生活全体が向上した気がする。とと姉ちゃんみたいだが、当たり前の暮らしを疎かにせず、丁寧に暮らしたいと思うようになった。ちょっとしたことで随分幸せになるものだ。
名義を貸してと頼まれたら
デリケートな問題なので、ややビクビクしながら書いている。
ジャニーズの規約で複数名義が禁止されていることは周知の事実である。しかし、ジャニーズファンの世界ではチケットの当選確率を上げるために、一人で複数の名義を持っている人が多く存在する。擁護するわけではないが、昨今のチケットの取りにくさを考えたら致し方ないと思う部分もある。実際問題として複数名義を持っている人が多い以上、その裏返しとして、それだけ名義を貸している人も存在するわけである。そこで、貸すことによる弊害をまとめてみることにした。今後、顔認証が本格的に導入されれば名義のトラブルはさらに増えるであろうから、それに備える意味も込めて。
複数名義に加担している以上、貸す方も悪いと言われればその通りなのだが、その話はここでは一旦置いておく。検索してみると、貸してと頼まれて困っている人は結構いるようだ。おそらく、中にはジャニーズのシステムなど何も知らないまま貸している人もいるだろう。それに、「貸してほしい」と頼まれたら、断れない人の方が多いのではないか。人からの頼みごとを断るには勇気がいる。私も名義を貸していたのだが、以下のようなことが原因で、新規入会と更新を一切断ることにした。断るのにはエネルギーを要したが、きちんと断ってよかったと思っている。
①簡易書留になってから、受取が面倒に
ジャニーズのチケットは長きにわたり、何の補償もついていない転送不要郵便で送られていたが、最近になってようやく簡易書留で配達されるようになった。チケットのような大事なものを補償なしで送るのはいかがなものかと思っていたので、簡易書留になったこと自体は歓迎する。しかし、帰宅してポストを開けて不在連絡票が入っていると、正直げんなりする。再配達の依頼をして、届くのを自宅で待たなければならない。これがなかなか面倒である。
②転送が面倒
受け取ったチケットを名義を貸している相手に渡さなければならない。近くに住んでいたり、頻繁に会うのなら手渡しできるが、そうでない場合は郵送する必要がある。チケットなので普通郵便で送るわけにはいかず、特殊取扱の郵便にするか、レターパックを使用することになる。となると、平日の昼に郵便局の窓口に行くか、レターパックを用意しなければならない。自分の話で悪いが、なぜか近所のコンビニはレターパックを置いておらず、ちょっと離れたコンビニまで行かないと買えない。あるいは郵便局に買いに行くか。昼休みに郵便局まで行くのはなかなか面倒である。
③本人確認書類の貸与
カウコンのチケットが私の名義で取れたとき、保険証を貸してほしいと頼まれた。顔写真がついていると別人であることが発覚するので、顔写真がついていない身分証が望ましく、その結果、保険証ということになる。さすがにそんなに大事なものは貸せないと断った。いくら信用できる相手であっても限度がある。実は、学生時代にも同様のことがあり*1、そのときは貸してしまった。今思うと、なんて世間知らずで危機管理能力が低いことかと呆れるが、身分証を貸すことによって生じる危険性を当時はそこまで認識していなかった。それでも、保険証が返ってくるまでは気が気ではなかった。身分証はいくらでも悪用できるものであるし、紛失されるリスクもある。絶対に貸してはいけない。こういうことは早いうちに知っておいたほうがいいと思う。
④ジャニーズからの郵便物を受け取るのがはずかしい
これはオタクをやめてからわかったことだが、ジャニーズからの郵便物を受け取ることは、なかなかはずかしいものである。私の場合、決してジャニーズを嫌いになったわけではないのだが、もうできるだけ関わりたくないという気持ちがあるからか、目にするだけで気分が落ちる。ましてや完全な一般人だと、人によっては心理的な負担が大きいのではないかと思われる。
⑤メールがうっとうしい
最近はメール申し込みが多いので、メールアドレスを登録しておかなければならない。すると、頻繁にメールがくるので少しうっとうしい。アドレスは自分のものを登録されている方もおられるだろうけど。また、登録するアドレスはフリーメールアドレス不可とされている。私は格安SIMを使っているのだが、通信事業者によってはメールアドレスを付与してくれないところがあるので、プロバイダーのアドレスを持っていなかった私は、アドレスをくれる事業者を選ばざるを得なかった。普段はgmailやLINEで事足りるため、事業者発行のアドレスはほぼジャニーズ専用となっている。
⑥自分で申し込まなければならないとき
これもメール申し込みの場合だが、ときどき自分で申し込んであげなければならないときがある。郵便関係に比べればましだが、やっぱりちょっと面倒。
それくらいやってあげればいいではないか、心が狭いとお思いの方もいらっしゃるかもしれないが、負担に感じる人間がいるということを知っておいてほしい。一つ一つは小さなことだが、積もり積もるとけっこうなストレスになる。親しい間柄であっても、「なぜここまでやってあげないといけないのか」「いつまでやらないといけないのか」という考えが頭をよぎる。ギブアンドテイクならまだしも、お礼がなければこちらの一方的なギブでしかない。
私自身はジャニヲタ時代、複数名義で申し込んだことがあまりなかったので、そのあたりの価値観の違いもストレス要因の一つなのだろう。基本的には、自分名義が外れたら諦めるか探すかであった(厳密にはこれもアウトだが)。余談だが、落選してもその分の手数料はきっちり取られるので、名義が多ければ多いほど損ではないかと思っていた。
他人を巻き込んでまでして、己の欲望を満たそうとするのは行き過ぎだ。個人の趣味である以上、誰にも負担をかけずに楽しんでほしい。頼む側は、相手に負担をかけることを忘れないでほしい。頼まれた側は、嫌なら嫌と言ったほうがいい。あるいは、ここまでなら協力できるけど、それ以上は無理と、あらかじめ線引きしておいてもいいかもしれない。
+α
名義の貸し借りではないが、一般発売の電話の協力もなかなかの負担である。時間も電話代も取られるのだから。お願いする側は慎重にお願いするべきだし、快く引き受けてくれる人がいたら、その善意に感謝すべきである。
*1:私の名義は人のために使うとけっこう活躍する
一人あたりの分量が多くなりすぎてしまったかのような美
自然の引き当てた、一種の宝くじ的な美であり、何かの配分ミスで、一人あたりの分量が多くなりすぎてしまったかのような美
これは平野啓一郎さんの『かたちだけの愛』という小説の一節である。これを読んだとき、真っ先にいのちゃんの顔が浮かんだ。「一人あたりの分量が多くなりすぎてしまったかのような美」そうだ、これだ。さすが、作家さんは表現の仕方がうまい。
今日はあいにくの雨だが、多くの人が祝福していることだろう。きっと、祝福している人の数は過去最多なんだろうな。素晴らしいことです。おめでとう。
3月、私は萎えていた。新着情報がいのちゃん関連のものばかり。推されすぎて萎えるって本当にあるんだな、と初めての感覚に戸惑った。「もう、ええよ」「またかよ」「こんなことは望んでいない」「働かせすぎ、過労死してしまうよ」「与える仕事量が極端なんだよ、バランス考えろよ」「もっと大事にしてあげてよ」事務所への不満は募る一方だった。
ダメだ。このままではいのちゃん本人のことまで嫌いになりそうだ。なんでこんなことに。嫌いになったら事務所を恨むぞ。限界だったので、距離を置くことにした。露出が多すぎて、すべてを追うのはどう考えても無理なので、見る番組や雑誌を絞った。そうするだけでだいぶ楽になり、幾分か気分は和らいだ。
そして、そんなときに読んだ雑誌のインタビューが、一か月ほど続いた欝々とした気分を吹き飛ばしてくれた。ああ、やっぱり好きだなあ、応援したいと心から思えた。いのちゃんにはたくさん魅力があるが、その魅力がもっとも発揮されるのはインタビューだと私は思っていて、思わずメモしたくなるようなフレーズが散りばめられている。大ちゃんが言っていたように、名言集を本当に出してほしいくらい。いのちゃんのことで沈んでいた気持ちを明るく変えてくれたのは、彼自身の言葉だった。
なぜ、私はいのちゃんを担当にはしなかったのか。今まで何度も考えてきたけれど、いまだに答えはわからない。ただ一つ言えることは、担当にしなかったからこそ、これだけ長く好きでいられたのだろう、ということである。担当にしてしまうと、いつか飽きてしまう。私の場合は。特別枠にしておいて正解だったのかもしれない。いわゆる「担当」的な「好き」というよりは、尊敬や憧れに近いのだと思う。だって、人間として持ちうる魅力をこれほど網羅している人いる?なかなかいない。人間としてのレベルが高すぎる。昔、父が「『天は二物を与えず』なんて言葉があるが、実際は一物すら持っていない人がほとんど。その一方で、一人で三つも四つも持っている人がいる。」というようなことを言っていた(だから、せめて一物くらいはある人になれよ、という意味だった気がする)が、いのちゃんはまさに後者だなあと思う。
めちゃくちゃどうでもいい話だが、6月22日は小学生のころ好きだった同級生の誕生日でもあるので覚えやすい。なぜか、小学校の同級生の誕生日はいまだに覚えている。あの子ももう28歳になったのか~。けっこうおっさんやなあ笑
とりあえず、氷上での吐血が楽しみ!これ考えた人、最高に天才で変態だな!こんなシチュエーション、オタクでも思いつかないよ。
忙しいだろうけど、いつも本当に楽しそうで、しんどそうなところを一切見せないのが立派。知れば知るほど奥が深い。軽いファンかもしれないけれど、ただのファンにしては好きすぎると思うので、これからも好きでいさせてもらいます。
ジャンルは違えどオタクはみな同じと思った話と総選挙
私には仏像好き仲間がいる。彼女は中学時代の友人で、数年ぶりに再会した際に、お互い仏像好きであることが発覚し、以来、定期的に一緒に寺巡りをしている。
そして、昨日も月に一度しか公開されない秘仏を見に行った。その帰りでのことである。彼女は元Berryz工房の夏焼雅ちゃんに似ているので、ここでは仮に雅としておく。
雅「ガチャガチャやってたら、気づいたら9400円使ってて、どうせならと思ってあと3回やって1万円使った」
雅は某バレーボール漫画に絶賛ハマり中。
私「まじか。結構使ったな」
雅「それを友達に話したら、『その金で服買えよ』って言われた」
私「まあな~一般人はそう思うよなあ」
雅「でもな、服1着買うより〇〇くん(雅の推しキャラ)が9体出るほうが私はうれしいねん」
1万円使って9体出たらしい。
私「そうやな」
雅「フィギュア集めるより貯金しろって言われるけどさ」
私「いや、それも立派な貯金やで。貯金ちゃうか、財産や。財産になっとる」
雅「…!そうやんな。財産やんな!」
私「無駄ではないで」
雅「あとさ、1万円の等身大タペストリーも買った」
そのような商品があることは噂に聞いていたが、まさか友人が所有していたとは。
私「まじで。飾っとるん?」
雅「いや、飾ってはない」
私「等身大ってすごいな」
雅「クッションもある。もうめっちゃ貢いでる」
私「ハマると貢いでしまうよなー」
雅「せやろ?おかげで全然貯金できひんねん」
わかる…!かつての私もそうだった。
雅「給料入ったと思っても、いつのまにかなくなってる」
私「それに使ってるからや」
雅「グッズが出たら欲しくなってしまうからなー」
私「私も年間〇〇万円使ってたからな」
雅「あー。計算したんや」
私「交通費やらチケット代やらかかるから」
雅「私は交通費はかからんからな」
私「そうか。会いに行く必要ないもんな。ええな」
雅「イベントは行かへんようにしてる。グッズで我慢してる」
私「えらい。ちゃんと線引いてるんや」
雅「行ったら取り返しのつかんことになりそうやし。舞台とか」
私「あー。舞台やっとるな。俳優さんにまでハマりそうやもんな」
雅「そう、だからグッズは集めたい」
私「みんなの前ではさすがに金額は言えへんかったな。ドン引きされると思って」
過去記事参照。雅もこの場にいた。アラサー同級生7人で集まった - ぶどう石
雅「みんなさ、あんまり趣味の話してくれへんかったよな。秘密主義なんかな」
私「してくれへんかったな。私一人しゃべりすぎたと反省してる」
雅「絶対隠しとる気がするなー」
私「それぞれ何かあるやろうけどな」
雅「ていうかさ、うちらって対象はちがうけど、やってることは同じじゃない?」
真理にたどりついた。
私「おんなじ。人間としての種類は同じ」
雅「人間としての種類ww」
私「好きなキャラの誕生日はお祝いする?」
雅「する。ちょっと高いケーキ買ってきて祝う」
私「まったく一緒やん。私もケーキを食べる口実にしとる。ちょうど来週好きな子の誕生日やし買わなあかん」
ヲタ卒してもこれだけは続けている。だって、ケーキを食べたいから。
私「私、毎日日記をつけとるんやけどさ、去年もちゃんとケーキ買って祝ってたわ。全然覚えてへんけど」
雅「何のケーキ買ったん」
私「ミルクレープ」
雅「一枚一枚彼のことを思いながら食べたんか」
私「なんやそれ、きもすぎやからww」
雅「wwちょっとこれ見て」
突然、定期券を見せる雅。9月6日までと印字されてある。
雅「〇〇くん、12月5日が誕生日やねん」
私「まさか…」
雅「今度の定期は12月5日までにするねん」
私「すげー。その発想はなかったわ」
雅「前に好きやったキャラのときもやったんやけど、合わせるために1か月、定期を買わへんかった。普通に払ってた」
私「がんばったなー」
対象は違えど、オタクはみんな同じことをやっている。「〇〇ヲタと〇〇ヲタは相性が悪い」なんて聞くが、そんなことはないと思う。オタクというだけで仲良くなれる気がする。彼女とはずっと友達でいられると確信したのであった。
<おまけ~女子アイドルについて~>
雅「AKBの総選挙あるやん?」
私「あー、今日やっけ?」
雅「そう。前けっこうハマっとってさ、まゆゆが好きやって。今でも見守ってる」
私「まゆゆええよな。速報1位やろ?」
雅「速報はあてにならんからな。速報見てからみんな頑張るから」
私「なるほどな。あと、山本彩ちゃんにも頑張ってほしいな」
雅「さや姉な。ええな」
私「そう、さや姉。好きやわ」
雅「最初はアンダーガールズとかフューチャーガールズやから、後半から観よう」
私「そうそう、私さ、今ジャニーズよりハロプロにハマっとる」
私「そうやねん」
雅「どのグループが好きとかあるん?」
私「モーニング娘。とJuice=Juiceかな」
雅「Juice=Juice聞いたことある!帰って調べてみるわ」
私「私の推しメン、見てくれる?」
推しメンである尾形春水ちゃんの画像を見せる。昨年は推しが決まらなかったが、今は、はーちん一筋である。
雅「めっっちゃかわいい!!え、なに、天使?」
私「かわいいやろ~大好きやねん。ちなみに大阪出身」
雅「これで歌もダンスもうまいとかすごいな」
私「いや、この子は歌もダンスもまだまだなんやけど、頑張っとるし、何よりおもしろいところがいいねん」
雅「そういや最近オーディションやってなかった?」
私「13期オーディションな」
雅「応募したらええやん」
私「17歳までやで?」
雅「wwwごまかしたらええやんw」
私「10歳もオーバーしとるんやでwバレバレやん」
帰宅してから、最後のほうだけ総選挙の番組を観た。思いのほか見入ってしまった。自分が思っていたより、私も渡辺麻友さんのことが好きだったようで、2位という結果にショックを受けた。でも、スピーチは私の中では一番良かった。AKBの現状を冷静に捉えており、まゆゆ大人になったなあと思った。AKBをもっとも背負っているのは彼女だと思う。
総選挙っていつまでやるのだろう。散々言い尽くされているだろうが、個人的には順位を競わせることと、ファンに無理をさせることに違和感があるので、どこかで区切りをつけたほうがいいのではないかと思う。ビジネスとしては儲かるのだろうけど、いろいろからくりもありそうだし、なんだかなあ。私は接触イベントにもどちらかというと否定的である。アイドルに無理をさせないでほしい。体調不良で欠席と聞くと、本当に心配になる。大事に育ててほしいと願っている。
充電期間のおかげで勉強にやる気が出た件
私は充電期間に感謝しなくてはならない。
KAT-TUNの充電期間のおかげで、今とてもやる気に満ち溢れているのだ。ちょっと意識が高い人みたいになっている。
私は、ある資格を取得していようとしているのだが、その勉強が思うように進まず、特に先月はかなりモチベーションが低下していた。これではいけないと焦りつつも、自主的に始めたことなので、別にやらなくても誰にも文句は言われないし、自分が困るだけだからまあいいかと自分に甘くなっていた。
ところが、そのような状態が5月に入って激変した。
KAT-TUNが充電期間に入るのなら、私も充電期間中に人間として成長しようと心に決めたのだ。具体的には、2つの資格を取得すること。1つは年内に取得する予定だが、もう1つは難関なので、今年の合格は正直難しいため、来年の合格を目標にしている。また、進捗状況や結果を報告したい。ここに書くことで、さらに自分を追い込もうと思う。
これまでは孤独に勉強していたが、今はKAT-TUNと一緒に頑張っている気がして楽しい。充電の早期完了を願う声が多いなか、あまり大きな声では言えないが、あまりにも早く充電期間を終えられると、こっちの充電が終わっていない状態で彼らを迎えることになってしまうので、ある程度の時間はいただきたい。
今日はけっこう疲れていたのだけど、帰宅して勉強したら逆に元気になって驚いた。勉強がストレス解消になりうることを発見した。