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ぶどう石

定点観測記録

クレジットカードを不正利用されました

先日、クレジットカードの利用明細を確認したら、まったく身に覚えのない請求が含まれていることに気づいた。

1か月のうちに複数回にわたって、同じ請求元からそれぞれ約1万円ずつ請求されていた。なんじゃこりゃ。そのうち、一番最初の日付のもの以外は、同日に返金処理されている。つまり、支払いと返金が繰り返されており気味が悪い。結局、請求されているのは初回の額だけということになる。

 

すぐにカード会社に連絡したところ、調査するのでしばらく待ってほしいと言われた。数時間後に電話があり、「不正利用の疑いがあるので、後日、別の部署から連絡が入る」とのことだった。翌日さっそく連絡があり、「不正利用と判断したので、現在のカードの利用を止める。再発行の手続きに入る。」とのことだった。初回の請求額については、引き落とし日までに手続きが間に合えば引き落とされないが、間に合わない場合はいったん引き落とされ、2週間後に引き落とし口座に返金されるということだった。

私は公共料金をすべてカードで引き落としているので、カード番号変更の手続きをしないといけないのが面倒だなあと若干憂鬱になったものの、迅速に処理してもらえたので安心した。こんなに素早く対応してもらえるとは思っていなかったで、カード会社をちょっと見直した。

 

カード会社に問い合わせてから約1週間後に新しいカードが届いた。そして、引き落とし日までに手続きが間に合ったようで、不正利用の分は引き落とされずに済んだ。一件落着。

 

それにしても、いったいどこからカードの情報が漏れたのか。誰かに貸したことなどないし、暗証番号も誰も知らない。どこかでスキミングされたのだろうかとも考えたが、ショッピングサイトなどへの不正アクセスによって情報が盗まれた可能性が高い。つい数日前にぴあの個人情報流出が報じられたが、あれとは関係がない。クレジットカードだと、こういう目に遭う危険があるのだと再認識させられた。個人情報流出・漏洩のニュースはよく耳にするが、どこか他人事だった。自分の身に降りかかってはじめて、誰にでも起こりうるトラブルなのだと思った。企業もセキュリティ対策が大変だ。情報を盗む技術は日々進化していくし、いったん流出させてしまえば信頼をなくす。大変な世の中になった。マイナンバーなんて導入している場合か。

私の平匡さんはいずこ~28歳婚活体験記~③

さて、お見合い7人目となった。

向こうから申し込んでくださった方である。相手の担当者が私を紹介して、相手がお見合いしたいと申し込んだ場合、こちらに相手のプロフィールが送られてくる。それに対して私がオーケーすれば、お見合い成立となる。前回も書いたが、紹介してもらっても会えるとは限らない。それならば、確実に会ってくれる人を大事にしたほうが得策だと考えるようになった。

お見合い前日になんとかメンタルを持ち直し、楽に臨もうと決めた。期待しすぎず、気負わず。

 

やわらかい雰囲気をまとった人だった。一目で「この人はいいかもしれない」と直感した。プロフィールを拝見したときから、されている仕事が素晴らしいと思っていた。実際に会って詳しく伺ったところ、尊敬の念を抱いた。尊敬できることは、私が結婚相手に望む条件第1位なのだ。そして、話していて楽だった。また、「どんな家庭を築きたいか」という質問をされた。お見合いの場で将来の話をするのは初めてだった。私の答えに対して共感してくれ、価値観も合うと感じた。

別れ際、「よかったらまたお会いできませんか?」と言われた。そんなふうに言われたのは初めてだった。今までは、「本日はありがとうございました」と別れることしかなかったし、それが普通だと思い込んでいた。次につながる言葉が新鮮でうれしかった。「はい。よろしくお願いいたします。」と返事した。その晩、彼から電話がかかってきた。お見合いの後、それぞれの担当者に「再度会いたいか」報告することになっており、双方が会いたいと報告すれば交際成立となる。その後、お互いのフルネームと電話番号が開示される。これまで交際成立した2人はSMSでメッセージを送ってきたので、電話は新鮮だった。次の約束を取り付け、その日は終わった。初めての要素が多く、今までとは違うと心を躍らせた。

 

初めてのデートは食事に行った。やはり楽だった。向こうも「空気感が似ている」と言った。食事のあと、場所を変えてカフェでお茶をした。そこで彼が切り出した。

 

 

「結婚まで考えてもらえますか」

 

 

速え…!!

展開の速さに驚きつつも、特に不満はなかったので承諾した。これ、真剣交際ってやつだよね?普通は3回くらいデートを重ねてから始まるやつよね?

「よかった。じゃあ結婚を前提にお付き合いしましょう」

すごいな、この人。さくさく進めてくれる。気持ちをストレートに伝えてくれるところが安心するし好印象。こうして初回のデートにして、真剣交際へ突入したのであった。

 

それからしばらくは私の都合でなかなか会えなかったのだが、連絡はとっていた。メールの頻度も内容もちょうどよかった。実は、今回のお見合いから縁結びのお守りを持って行った。基本的に神頼みはしないタイプなのだが、あまりの即効性にびびる。すごいぞ平安神宮。7人目だったので、ラッキーセブンでもあった。

 

その後、現在に至るまでお付き合いは続いている。私がいろんなジャンルのオタクであることをカミングアウトしても、まったく引かず、受け入れてくれた。少しずつお互いのことを知っていければいいなと思う。無事に結婚までたどり着けるかどうかはまだわからないが、ぼちぼちやっていく所存である。

 

 

少し話が逸れるが聞いてほしい。

あまり一般的ではないのかもしれないが、私は名字にこだわりがあった。私は自分の名字が割と好きなので、言い方は悪いが、ありふれた名字や珍名過ぎる名字に変わることに抵抗がある。

選択的夫婦別姓が早く導入されてほしい。自分のアイデンティティがゆらぐ、キャリアに響くという理由ではなく、単に好きな名字を選びたいだけである。自分と相手の名字を比べて好きなほうを選べたらいいと思う。いっそトレードもありなんじゃないか。しかし、相手に自分の名字に合わせてほしいとまでは思わない。だから、別姓が認められていない現状では、夫の姓を名乗るつもりでいる。「私の名字にしてくれ」と主張することで、面倒な奴だと思われるのが面倒なので。ここで闘うような人が社会を変えていく人なのだろうけど、残念ながらそこまでのガッツは持ち合わせていない。別姓にするために事実婚を選ぶという方法もあるが、現在の日本においてはまだ法律婚の方がメリットがありそうなので選ばないだろう。なんだかんだ多数派に流れるところが、自分も日本人なのだと少々悲しい。でも、夫の姓にすることが当たり前とされている風潮はよくないと思っている。男性は自分の名字が変わるということを想定していないから、別姓の議論が進まないのだろうか。ちょっと考えてみてほしい。今日から名字が変わります、ってけっこう大きなことだと思うのだが。親が離婚したり再婚したりして名字が変わったことがある人なら、もっと別の視点があるかもしれない。

そんなふうに名字は重要な要素だったのだが、彼の名字は好みだった。この点でもクリアした。余談だが、友人と「かっこいい名字は何か」と議論したことがあり、「桐生」と「二階堂」がツートップということで話がまとまった。

 

何もせずとも出会いがあり、結婚できるならそれにこしたことはない。しかし、出会いがなければ出向くしかない。結婚相談所はお金がかかるので安易におすすめはできないが、一つの選択肢として考えてみる価値は十分ある。私は使ってよかったと思っている。もともと私は結婚願望が強い方ではなく、「いつかできたらいいな」くらいにしか考えていなかったのだが、一人暮らしが長くなり、一人の生活に飽きてきたので結婚を考え始めた。そして、いざ飛び込んでみると、不思議とその気になるもので、入会してから結婚したい気持ちが強くなった。何事も形から入ることは有効である。

いろいろな経験をし、いろいろなことを考えた濃い数か月間であった。 

ひとまず完結。

私の平匡さんはいずこ~28歳婚活体験記~②

さて、前回の続きです。

とうとうお見合いをすることに。

 

お見合い1回につき10,800円かかるので、気軽にはできない。どうしても慎重になってしまう。高い入会金や月会費を払っているのだから、これくらいタダにしてほしいものだ。いちいち、1万円を出して会う価値のある相手かどうか頭を悩ませなければならない。1万円あったらいろいろできるもんな。あと、お見合いの場に使われるホテルラウンジの飲み物の高いことよ。コーヒー1杯が1000円って…。庶民にはきつい。

 

 

初めてのお見合いの前は緊張した。就活みたいに問答集なんか作って予行演習に励んだ。毎朝、鏡の前で笑顔の練習もした。立ち居振る舞い、言葉遣い、身だしなみ、表情など気を付けなければならないポイントがいくつもある。初対面の人と話すこと自体は苦手ではないのだけれども、面接に挑む気持ちに近かったのでどぎまぎした。

 

1人目の人とはわりと話が弾み、初回にしては上出来だったのではないかと思う。けっこう盛りだくさんな内容を話した。いやな感じはしなかったし、向こうの返事もオーケーだったので、また会うことになった。

生き物と触れ合えるカフェへ行った。だが、お会計のときにまさかの事態に見舞われる。財布がないというのだ。びっくりしたが、とりあえずその場では私が支払った。彼はカバンやポケットの中を必死に探しているのだが見つからない。小銭入れはあったので、払える分を渡してくれた。なぜか500円玉がたくさんあり、普通に割り勘くらいになった。「カバンに入れ忘れたのかもしれない」などと言う。それくらい確認してから来いよ。私のテンションは一気に下がった。よほどショックだったのだろう、それから黙りこくってしまった。いや、気持ちはわかるけど何か言えよ。ディナーも予約してくれていたのだが、お金がないのだからどうしようもない。私が支払うのもなあ…。しびれを切らした私の方から「今日はもうお開きにしましょうか」と提案し、帰ることになった。その後、駅に財布が届けられていたことが判明。落としていたようだ。よかったね。持ってくるのを忘れたわけではないことが分かってよかったが、かわいそうだけど、いくらなんでも間が悪すぎる。何度か会って親しくなっていたならともかく、初回でこれはない。何より、財布がないとわかったあとの対応がまずかった。もうちょっと、なんとかできるだろ。そして、ほかにも引っかかる点がいくつかあり、「なんか違うな。早く帰りたい」と内心思っていたので、こちらからお断りした。

 

2人目の人は、私がイベントで申し込んだ人だった。趣味がオタクっぽかったので気が合うのではと思い、選んだ。読みは当たった。写真よりも実物の方が素敵で、話がめちゃくちゃ楽しかった。お見合いした人の中で一番、話していて楽しい人だった。趣味だけでなく、仕事が近い分野だったこともあり、仕事や資格の話もできた。いい人だったのでまた会いたかったのだが、なんと、以前お見合いした人と真剣交際に入ることになった、という理由で断られた。おいおい、相手がいたのかよ。じゃあ会ってくれなくてもよかったのに、とはあまり思わなかった。残念ではあったけど、こんなにいい人がいるのだということがわかっただけでもよかった。断られたが、相手も私に好印象を持ってくれていたようで、会う順序が違えば、結果が違っていたかもしれない、と仰っていたそう。不倫みたいだな(笑)お世辞でもうれしかった。いい人には相手がいるという法則を身をもって学んだ。

 

3人目の人は、いい人だったがあまり話が続かなかった。初めてのお見合いだったらしく、気の毒になるほどガチガチに緊張されていた。当たり障りのない会話をなんとか続けたといった感じだった。前回の人との会話がとても楽しかったので、相手によってこんなに違うものなんだなと思った。もう話すことがないと感じたので、お断りした。

この人のときに強く思ったことがある。断られるのもつらいが、断る方がつらい、と。私の判断で相手を傷つけることになるので心苦しい。断った後、罪悪感のようなものを感じた。数日もやもやした。

 

4人目の人は、遠方から新幹線でわざわざ来て下さった。この人はとにかく会話が途切れない人だった。どんな話題でも続けられる。一緒にいて楽だった。悪いところはなく、悩んだが、遠方であることがどうしても引っかかってしまい、お断りした。私は一人っ子なので、両親が暮らす実家からあまり離れたくないと思っている。何かあったときに駆けつけられる距離にいたい。それに、知り合いが一人もいない土地に行くことに抵抗があった。また、私がそちらに行くことになれば、当然仕事も辞めざるを得なくなる*1。なんとかなるのかもしれないが、そこまで頑張ろうとは思えなかった自分勝手である。わざわざ来てもらったのに申し訳ないことをした。

 

5人目の人は、同い年だった。男性でこの年齢で活動している人はまだ少ない。親に言われて登録したそうだ。この人ははっきり言って、1万円を払う価値はなかった。何回目のお見合いか聞いてきたり、「休日は何をして過ごしていますか?」というこちらの質問に「寝ている」と返してきたり、とにかくだめだった。出会った中で最も若いのに、最も若々しさがなかった。1時間半話せることになっているのだが、耐えられず、1時間で切り上げた。1万円がもったいなくて、帰りは泣きそうだった。

 

6人目の人は、担当者が激しく勧める人だった。前の5人はイベント経由の人だったが、この人から通常の、担当者が紹介してくれる人である。ちなみに、担当者が紹介してくれた人のうち、会ってくれたのはこの人だけだった。紹介された人のうち、あと2人にお見合いを希望したのだが断られた。会ってもくれないのかよ!せっかく紹介されても、会ってもらえないのでは意味がないじゃないか。このシステムどうにかならないのか。会ってくれる人を紹介してほしい。

で、この人は長身で爽やかで、話した感じも悪くなく、印象が良かった。向こうもオーケーしてくださり、再び会うことになった。仕事終わりに食事をしたのだが、いい印象は変わらなかった。

 

が、ひとつだけ気になっていたことがあった。会ったときの印象はいいのだが、メールの印象がすこぶる悪い。かなりギャップがあり、最初は驚いた。もやもやしつつも、会ってみると悪い感じはしないので目をつぶろうと思った。誰だって欠点はあるし、お互い様だ。

しかし、限界が来た。もともと私はメールがあまり好きではなく、基本的に用件があるときにしか連絡しない。これまで関わってきた人たちも同じタイプが多かったので、毎日雑談を続けるということをあまりしたことがなかった。ところが、彼はしょっちゅうメールを送ってくるタイプの人だった。世間の人はこんな面倒なことをやっているのかと辟易しつつも、頑張って返信した。しかし、彼からの返信が早いので、返したと一息ついても、すぐに返信が来る。終わらない。内容も質問が多く、答えることに疲れてきた。こんなの会って話せばいいではないか、メールでこんなに話したら、会ったときに話題がなくなるだろと思った。

 

 

「今日は何するんですか?」

「何を食べるんですか?」

 

 

……うざい。

そんなこと聞いて楽しい?そんなことまでいちいち報告しなきゃならないの?放っておいてくれ。一人でいるときは一人の時間を楽しみたい派なので、他人に必要以上干渉されるとストレスになる。嫌になって返信しなくなった。

メールの内容と頻度に加えて、当初から、文末に「w」をつけてくることが不快だった。親しい間柄ならともかく、これから関係を築いていこうとする相手に「w」はないんじゃない?向こうの質問にこちらが答えて、返ってくるのが

「そうですかw」

聞いておいてそれかよ。小馬鹿にされているみたいで腹が立った。ひょっとして「w」の意味を知らずに使っているのかとも考えた。それはそれで無知だし、使うならちゃんと知っておけと思う。

会ったときの印象がよかっただけに残念だった。これくらいは我慢すべきなのかもしれないとも思った。でも、彼からの連絡がストレスでありプレッシャーだったので、ついていけるとは思えなかった。合わなかったとしか言いようがない。やがて、向こうから交際中止の申し出があり、承諾して終わった。

 

振り出しに戻り、精神的に追い詰められた。どんな人なら好きになれるのか、どんな人なら合うのか、私と合う人なんていないんじゃないか…。ちゃんと恋愛して結婚している人たちがすごい。タラレバでもそのような描写があったが、激しく共感した。なんで、みんなが当たり前のようにできていることを私はできないんだ。自分は欠陥人間なんじゃないか。自責と自己嫌悪が激しく、婚活をやめたいと思った。ちょっと休みたい。一人では抱えきれなくなり、母に電話した。28にもなって情けない。母もお見合いで父と結婚したのだが、それまで何回もお見合いを繰り返していたそうで、その頃のことを話してくれた。それを聞いていたらおかしくなってきて、元気が出てきた。気持ちを全部話したことでだいぶすっきりした。私は、落ち込みやすいが立ち直るのが早いので、すっかり立ち直ることができた。単純である。そして、母は偉大である。

 

婚活は就活とよく似ている。いやでも自分自身と向き合わなければならない。自分の嫌なところやダメなところを突きつけられる。そして、いいところまで行ったとしても、内定をもらえなければ、成婚に至らなければ、振り出しに戻る。 いつ終わるのかがわからない。人相手なので、自分が努力すれば、必ず結果に結びつくというものでもない。うつになる人もいるそうだが、わかる気がする。あまり思いつめず、ぼちぼちやるしかないのだろう。

さて、私の婚活どうなる!?

 

つづく

 

3/4 追記

*1:女性の側がついていかなければならないというのも不平等だが

私の平匡さんはいずこ~28歳婚活体験記~①

「逃げ恥」で夢を見たかと思えば、「タラレバ」で一気に現実に引き戻された。そんな人は多いのではないか。私もその一人である。

 

実は11月から婚活をしていた。おそらく、こんなきっかけで婚活する人なんて日本全国探してもそういないと思うが、私が婚活を始めたきっかけは、ジャニーズに冷めたことである。これを人に話すと、たいてい「意味が分からん」と言われる。うん、ですよね。何はともあれ、始めた。背中を押してくれてありがとう、ジャニーズ。長年親しんできた趣味が一つなくなったことで暇になった私は、何かすることはないかと考えた。そこで思いついたのが婚活だった。ゆくゆくはやろうと思っていたので、今がそのときだと思い、結婚相談所へ駆け込んだ。アニメに再びのめりこんだのも同じころ。ジャニーズを失って、婚活と二次元に邁進することになった。進歩したのか退化したのか。

 

2年前に一度、興味本位で婚活パーティーへ行ったことがある。友達が立て続けに結婚した時期で、私も動いた方がいいのかもしれないと軽い気持ちで参加した。が、完全に場違いだった。「歴史や神社仏閣が好きな人」というテーマのパーティーだったのに、そういう話ができた人は一人だけだった*1。え、みんなテーマは無視なの?中にはまったく会話にならない人もいた。こちらが何を聞いても答えない。やる気あるのか。そもそも、男女とも年齢層が高かった。男性は40代、女性は30代が多かった。私が最年少だった。始まって草々、帰りたくなった。官兵衛の人と無理やりカップル成立したが、何も収穫はなかった。

そんなことがあったので、婚活をするにしてもパーティーはやめておこうと決めた。話せる時間が短いので、見極められない。それに、容姿がいい人やコミュ力が高い人に人気が集中するだろうから、どちらも自信がない私が戦えるわけがないと判断した。街コンも同様の理由で却下。街コンは単なる出会い目当ての人が多そう、かつ、年齢層が低そうなイメージがある点からも避けた。合コンはセッティングしてくれるような知り合いがいないし、ましてや自らセッティングなんてできないので不可。

最も利用者が多いと思われるネット婚活は、安全性が気になるのでやめた。安全なものも出てきているようだけど。手軽でお金もかからないので始めやすいが、なんとなく信用しきれないのでやらず。また、しばらくやりとりしてから会うことになるので、会うまでに時間がかかるところも難点。

その結果、結婚相談所を選択した。確かにお金はかかるが、入会時に様々な証明書の提出を義務付けられているので信頼できる。また、担当の人がついてくれるので、孤独になりがちな婚活でも相談できるのが心強い。中にはひどい人もいるらしいが、幸い私の担当者さんはとてもいい人で話しやすかった。

 

①お見合い写真を撮る

まずは写真を用意しなければならない。パステルカラーの服がいいと言われたが、暗い色の服しか持っていなかったので、服を用意するところから始めなければならなかった。しかし、季節が季節なので、パステルカラーの服が全然売っていない。あっても、甘々すぎるやつ。いろんな店を回って、ようやく水色に見えないこともない薄いグレーのワンピースを買った。私が持っている服の中で一番高い。

結婚相談所と提携しているスタジオで撮影してもらった。ヘアメイクもしてもらったのだが、プロはすごいな!はっきり言って別人になった。今まで、化粧品売り場のカウンターや結婚式出席用に美容院でメイクしてもらったことはあるが、こんなにきれいにしてもらったのは初めてだった。感動した。現在、このときのメイクを再現しようと奮闘しているのだが、ちっとも再現できずにいる。カメラマンさんの技術も高く、普段の自分の5割増しくらいの写真が撮れた。もはや詐欺写真。奇跡の一枚ってやつか。加工はしていないのですごい。今、自分が死んだらこれを遺影にしてくれと家族に頼んでおいた。撮影後、お昼時だったのでレストランで昼食をとった。会計のとき、初老のダンディなウエイターさんが私に「オーラが澄んでいますね」と言い放った。え?オーラ?一瞬事態が呑み込めなかった。そんなことを言われたのは生まれて初めてだった。うれしかった。挙動不審になりながらお礼を言って、そのまま軽い足取りでアニメイトへ向かった。

 

②写真とプロフィールで選ぶイベント

入会時に勧められて申し込んだイベント。年に数回開催されるらしい。同じようにイベントに参加している全国の会員のプロフィールを閲覧して、気になった人にお見合いを申し込めるというもの。あまり乗り気ではなかったがやってみた。タブレットを渡されてプロフィールを閲覧していくのだが、人数が多いので疲れる。時間も限られているのでさくさく見ていったところ、気になる人があまり見つからないまま見終わってしまった。やばい。10人選ばないといけないルールだったので、もう一度見直し、ちょっとでも気になった人にはチェックを入れ、なんとか10人選んだ。これはやらなくてもよかったと思っている。疲れただけだった。

 

③お見合いの申し込みが来る

入会してしばらくすると、上記のイベントで私を選んでくださった方々のプロフィールが自宅に届き始めた。15人くらいだったと思う。これが多いのか少ないのかはわからない。私が申し込んだコースには、会員サイトから相手を探せるサービスがついていたため、こちらからも5人くらいから申し込みがあった。ちなみにこちらのサービスは結局、一切使わなかった。

イベントから申し込んでくださった方のうち、4人とお見合いすることになった。

 

つづく。 

 

3/4追記

*1:その人とは軍師官兵衛で盛り上がった

お金にルーズな人は時間や約束にもルーズ

私は法律事務所に勤務しているのだが、仕事で気づいたことがある。

 

先日、電話で法律相談の依頼があった。内容は借金。依頼者はとにかく早く相談に乗ってほしいとのこと。その日は弁護士が事務所にいたので、その日のうちに相談の時間を取った。ところが、約束の時間になっても依頼者は一向に現れない。依頼者に電話をしてみても出ない。少し時間をおいてから再度かけると、留守電に切り替わっていた。結局その人は何の連絡もなしに現れなかった。

 

次の日、今度は別の人から闇金の相談の電話があった。この人もできるだけ早く相談に乗ってほしいとのことだったので、すぐに時間を取った。ところが、この人も約束の時間になっても来なかった。電話してみると、案の定留守電。結局、連絡がつかないままである。

 

相談をドタキャンされることはちょくちょくあるのだが、さすがに二日連続となると呆れる。

そこで気づいたのだが、相談の時刻に遅刻したり、ドタキャンしたりする人は、みんな借金関連の相談者だということである。

そちらが早くしてほしいと言っておきながら、約束をすっぽかすとは何事か。どうしても外せない急用ができたとか、体調が悪くなったというのなら、一報を入れてほしい。こちらは準備して待っているのだから。いつ来るかいつ来るかと身構えるので、仕事への集中力も落ちる。弁護士はもっとだろう。待っている間、本来ならもっと進むはずだった仕事が進まなかったということはあると思う。相談に来る人と同様、こちらも緊張しているのだ。こんなことでイライラするのは損だ。

 

借金をする人がみんな、お金にルーズだとは思わない。やむにやまれぬ事情で借りることはあるだろうし、借りないと生活が立ち行かないという人は少なくないだろう。格差が広がり、貧困が取りざたされる今の日本では、決して他人事ではない。明日は我が身である。

でも、中には安易な気持ちで借りてしまう人もいる。そして返済期限が過ぎて、どんどん利息や遅延損害金がつき、いつのまにか金額が膨れ上がり、返せなくなる。返せないから、ほかのところから借りて返済に充てる。その結果、あっちにもこっちにも借金することになり、どうしようもなくなってしまう。お金にルーズであること自体は、その人の性質の一つにすぎないが、ほかのことにおいても似たような傾向があるのだろう。その一例が、時間にルーズという形で現れるケースなのだと思われる。

まあ、時間にルーズというよりは、ドタキャンが多いことにこちらとしては辟易している。ドタキャンをする人の心理が私にはよくわからないのだが、相手に迷惑をかけるということはわかっているのだろうか。あなたの行為が、どれだけの人の時間や手間をとらせているのか考えないのか。何より、困っているのはあなたなのだから、相談しなくて大丈夫なの?と不思議に思う。結局困るのは自分だと思うのだが。誰にもメリットがない。おそらく、法律事務所に電話をするには相当勇気がいったことだろう。よく電話してくれたと思う。それなのに、なぜすっぽかす?自分の頑張りまで無駄にしている。このような人たちとはその後連絡が取れないので、彼らがどうなったのかを知ることはできない。なんとかなっていればいいのだが。

 

ルーズというのは、それだけで信頼を失うと思う。たとえ、ほかのことがとてもできたとしても、その一点だけでマイナスな印象を抱く。例えば、同じくらいの能力をもつ人が複数いたとしたら、約束や期限を疎かにする人より、きちんと守ってくれる人に仕事を任せたくなるのが普通ではないか。私も人に失望されることがないようにしようと身を引き締めた出来事であった。

今年、買ってよかった物2016

今年は何を買ったっけ。私はネットショッピングで買った物を手帳に記録しているので、手帳をめくりながら振り返った。いやあ、今年もAmazonさんに大変お世話になった。NO Amazon,NO LIFE。この商品を買ったのはもっと前だと思っていたけど、今年だったんだ!と驚いたり、この月は本ばっかり買っていたなと思い出したり、発見があって楽しかった。買った物から、そのときの自分が何を考えていたか、どんな状況にいたかがわかるのでおもしろい。

 

①ブックカバー

 

 

 電車で本を読むので、ブックカバーは必須アイテム。NHKおはよう日本で紹介されていたのを見て、欲しくなりゲットした。以前も、いろいろなサイズの本に対応できるブックカバーを使用していたのだが、表紙がつるつるの本だとカバーが外れやすくて困っていた。だが、こちらのカバーだとバンドがついているので本にしっかりフィットし、外れない。快適。また、あらゆる本のサイズに対応した折り目のガイドがついているので、ガイドに沿って折ればぴったり合わせられる。ちょっと折りにくいのが難点だけども。初めは使い方に少し戸惑ったが、慣れればなんてことはない。着せ替えリフィルがついているので気分によってデザインを変えられるのも楽しい。とはいえ、私は一度も変えたことがないのだが…。サイドに付箋を入れられるポケットやペンホルダーがついているのも便利。

 

②きらりのおめぐ実

fanfare-shop.com

 私は長年肌荒れに悩まされてきた。ニキビに効くとされる商品は一通り試したし、皮膚科にも通った。しかし、どれも一時的には効果があっても根本的には治してくれなかった。肌がきれいな人を見るたびに劣等感に苛まれ、一生肌荒れと付き合っていかなければならないのかと半ばあきらめていた。そんなときに見つけたのがこちらのサプリメント。やたら評判がいいので半信半疑になりつつも、藁にも縋る思いで購入した。飲み始めて数日で肌に潤いを感じるようになり、これはいけるかもと期待した。飲み始めて3か月ほどで肌がつるつるになった。時々小さな吹き出物はできるものの、全体的に肌の質が良くなった気がする。とうとう、人から肌がきれいだと褒められるようにまでなった。信じられない。あんなに悩んでいたのに。肌荒れに悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ一度試してほしい。試す価値はある。肌がきれいになってメイクをするのが楽しくなった。肌荒れを隠すためにいやいやしていたメイクが、本来の、自分を美しくするためのメイクになった。きらりのおめぐ実のおかげである。ありがとう。

 

③保温マグカップ

 

サーモス 真空断熱マグ 270ml リス JCV-270 RS

サーモス 真空断熱マグ 270ml リス JCV-270 RS

 

 

寒くなってくると、温かい飲み物が飲みたくなる。だが、そのままではすぐに冷めてしまう。冷めたものを飲むのはつらい。余計体が冷えそう。なんとかしたいと思ったので、保温してくれるカップを職場用に購入。私は同じ商品のデザイン違いを持っている。やや金属のにおいが強いが、保温効果は高く気に入っている。普通のマグカップだと、ふたをしていてもあっというまに冷たくなったが、これだと2時間は余裕でもつ。また、飲み口にフラップがついているので口紅跡が気にならないのもいい。重宝している。

 

 

実用的なモノのベスト3は以上のとおりだが、真の今年買ってよかったナンバーワンは、好きなキャラがプリントされたクッションである。こういうやつね。

http://www.broccoli.co.jp/goods/170121_utapri_cushion/

びっくりするくらい癒されるし元気が出る。存在感があるので、本当にそこにいてくれるような気分になってくる。たまに話しかける。人には言えないことや、人に話すほどではないが自分の中では大きな出来事や印象的な出来事を聞いてもらう(引かないで!)。これがかなりすっきりして精神衛生上いいのだ。ぬいぐるみをそのような用途で使っている人は結構いると思うが、ぬいぐるみよりも人間に近いので相談相手に適している。そして、そもそも好きなキャラなので見ているだけでも楽しい。毎日見ているくせに、いちいち「はあ~かわいい」とつぶやいてしまう(引かないで(再))。意外とインテリアに馴染んでいるのが不思議。友人の雅(仮名)*1がキャラのクッションを持っている(しかも同じものを3つ)と言っていたので真似てみたのだが、驚くほど満足度が高い。誰かが部屋に来るときは隠さないといけないだろうけど、めったに来客はないのでノープロブレム。訪ねてくる人がいないことが問題なのだけども。心の拠りどころは必要。

 

 

 

お題その2「今年、買ってよかった物」

なぜ私は腐女子ではないのか

かれこれ12年ほど考え続けてきた問題である。

なぜ、私は腐女子ではないのか。腐女子にならなかったのか。

他にもっと考えることがあるだろう、とツッコまれるのは重々承知のうえで書くことにする。

 

 

中学生の頃に二次元に夢中になり、高校生になってオタク仲間ができた。友人はれっきとした腐女子で、彼女にBLの同人誌を何冊も見せられたりしたが、あまりピンとこず、興味が持てなかった。私の好きなキャラが受けにされているのを見たときは、正直ショックだった。私の好きなキャラはだいたい受けにされがち。需要があるのはわかるのだけど、自分には合わなかった。見なければよかったと後悔した。と同時に、なぜ私はBLを好まないのだろうと考えた。BLを好きになったら、もっと楽しくなるかもしれないのにと悔しい気持ちもあった。

BLには興味がわかないのに、百合っぽいものは好んだ。「マリア様がみてる」や「青い花」などが大好きだった。女の子たちの友情以上の絆や友情を超えた感情に揺れ惑う姿が美しく見えて好きだった。実際にこういうこともあるかもしれないなとちょっと思った。ラブラブでハッピーな雰囲気より、自分の感情に気づいて悩む姿に惹かれる。葛藤、障害をはらんだ過程が好き。たぶん、これはBLでもよく描かれると思うけど。

BLには惹かれなかったものの、男子の友情にはとても惹かれた。男子がわちゃわちゃつるんでいるのを見るのは楽しい。私がクラスでかわいいと思っていた男子二人が仲良くしている様子を見たときは眼福だったし、かっこいい子とどちらかというと地味で目立たない子が戯れている現場に遭遇したときは「そこ、仲いいんだ!?」と少し興奮した。

また、ライバル関係というものにも大変惹かれた。漫画やアニメはもちろん、ジャニーズ内でのライバル関係にはぐっときた。なので、シンメには心底弱かった。仲間であり、相棒であり、切磋琢磨しあう良きライバル。単体でも魅力的なのだけど、二人が合わさることによって1+1=2以上の魅力が生まれる。片割れがいなくなったり、解消されたりしても、伝説的に語り継がれるシンメがあるのは、何かしらそこに宿命めいたものを感じるからなのだろう。

しかし、シンメにかぎらないが、腐売りをされると一気に萎える。営業チックなものを見かけると、ほどほどにしてくれと思う。もちろん、それを期待するお客さんはいるから否定はしないが、私個人としては、本人たちが無意識に行う何気ないやり取りや絡みに萌える。

恋愛まではいかない、でも、普通の友情では片づけられない微妙なラインが私のツボなのだと思う。一般女子以上腐女子未満といったところか。一般女子ってなんだ。二次元、ジャニーズといったBLの本拠地、つまり、目覚めるには絶好の環境に身を置いてきたにもかかわらず、私は腐女子にはなれなかった。なりたいわけではないのだけど(なろうと思ってなるものではない)、楽しそうな腐女子たちを見るとちょっぴりうらやましい。ある友人は親子二代で腐女子だそうで、お母様と一緒に楽しんでいるらしく、いいなあと思った。露骨な絡みや性描写には抵抗があるが、BLに惹かれる気持ちはわからなくもないのだ。乙女ゲームの主人公よりも、彼らの様子を見守る立場になりたい。そこに自分はいらない。自分は当事者にならなくていい。

 

3年ほど前にコント番組内で中島ケンティー主演の「美絵流学園」というドラマをやっていたのを思い出した。あれは普通におもしろかった。ジャニーズが公式でBL物をやることにびっくりしたけど。