ぶどう石

定点観測記録

燃え尽きから脱する日まで

数年ぶりにこたつを出した。

ちゃんと使えるか心配だったが、元気よく動いてくれた。今まさに、こたつでこれを書いている。ここ数年、勉強の妨げになるから(うとうとしてしまうので)という理由で出さなかったのだが、これほど快適なすぐれものだったとは…と感動している。この冬はこたつで暮らそう。

 

昨年の11月に転職し*1、慣れない仕事に戸惑いながらも1年続けることができた。やっと社会保険労務士に合格することができ、今年の目標を達成することができた。試験の直前期が繁忙期だったので、本当につぶれそうになったときもあった。猛暑だった8月、公共の学習スペースで中高生にまじって勉強したのが懐かしい。完全に一人浮いていたと思う。マドンナ古文を使っている高校生を見かけて、おお、まだあるんだと感動した。私はゴロゴ派だったけど。あの子たちはこれからが受験本番だから、体調に気を付けて頑張ってほしい。試験があったのが8月の終わりで、合格発表は11月上旬。いつも思うが、マークシートなのになぜこんなに遅いんだ。その間、もやもやさせられる身にもなってくれ。まあ、合格率や合格ラインの調整に時間がかかっているのだろうけど、毎年合格ラインが変わる試験というのはどうなんだと思ってしまう。合格証書が思いのほか地味なデザインで、けっこうがっくりした。あんなに頑張ったのに、これっぽっち!?簡単に偽造できそう。

 

合格したことは素直にうれしい。自分をやっと認めてあげられた。自信がなかった自分にひとつステータスを与えられた。だが、燃え尽きてしまった。燃え尽き症候群って本当にあるのだと実感した。十分頑張ったので、もう頑張りたくないという心境になっている。甘いのは重々承知のうえだが、どうにもやる気が出ず、無気力だ。仕事内容そのものは嫌いではないのだが、入社当初はわからなかった、今の事務所が抱える問題点に気づいてしまって、今後が見通せなくなっている。人の出入りが激しい事務所なのだが、今年は一人も入社せず、私と同期がずっと一番下っ端のままで、相変わらず雑用を押し付けられている。せっかく資格を取ったのに、何も変わらない*2。せめて、雑用を当番制にしてくれたらだいぶ楽になるのだが。けもなれでガッキーも言ってた。話し合う場もないし、今まで改善しようとしてこなかった先輩たちにも腹が立つ。本来の業務とは無関係のところでイライラしている。

 

職場ではイライラしているが、私生活のほうは、勉強から解放されたことで随分楽になった。今までは、とにかく時間を捻出することに心血を注いでいたので、家事をいかに短時間ですませるかにこだわっていたが、時間のゆとりができたのでじっくり丁寧に取り組めるようになった。時間を気にせずにやれば楽しく感じられる。こたつを出すのもすごく楽しかった。

 

そして何より、趣味の時間がたっぷりできた。何も我慢しなくていい状態がこれほど幸せだとは。ゆっくり本や新聞を読める幸せ。楽しみにしているテレビや動画を観られる幸せ。心ゆくまでネットサーフィンできる幸せ。好きなときに出かけられる幸せ。知らないうちにいろいろなことを我慢していたのだと気づいた。当分はこの幸せを満喫したい。

無気力から脱することができれば、また新しいことに挑戦したり、学んだりしたいと思っている。年明けは、嵐のライブに初参戦することになっているので楽しみ。加えて、ずっと観たかったSHOCKを観にいければ言うことなし。チケット取れますように。しばらくは自分を甘やかします。

*1:奇しくも松松がトラジャに加入したのと同時期

*2:無資格の先輩が複数いる。

やっぱりJr.は楽しい

私が再びジャニーズJr.を追うようになってから半年以上が経過した。追うといっても、少クラとJr.チャンネルを観ているだけなのだけれども。ただ、3か月ほど前にジュニア情報局に入会した。私がFCに入会するのは、それまで入会していた複数のFCを一斉に退会した4年前以来だ。好きなジュニアの名前を登録したりするのがなんだか懐かしくて新鮮だった。

 

少クラはやっぱり楽しい。それに加えてネット動画でもJr.を観られるようになり、いい時代になったなとつくづく思う。デビュー組のMVやライブ映像も配信してくれればいうことないのだが。配信したほうが新たな顧客をつかめるにちがいないのに。ジャニーズ事務所が少しずつ時代に適応してきているのがおもしろい。新しくできる養成所も楽しみ。いろいろあるけれど、なんだかんだ目が離せない事務所である。

 

最近の私はTravis Japan東京B少年を主に応援している。

といいつつも、今のJr.のユニットはそれぞれ個性があっておもしろいので、ほかのユニットも楽しく観ている。見飽きない。

トラジャに関しては、実をいうと、松松加入前はそこまで興味がなかった。ダンスがうまいなあくらいにしか捉えていなかったが、今となっては、こんな素敵なグループに入れてもらえて本当に良かったと心の底から感謝している。皆ダンスがうまいのはもちろん、それぞれのキャラクターを知っていくと、みんなかわいく見えてきて、いとおしくなった。自分はどうしても松松を贔屓してしまいがちだが、しめちゃんのかわいさにやられている今日この頃である。個人的にしめちゃんは以前から気になる存在だったので、まさか同じグループになるとは…と今でも不思議に感じている。

 

東京B少年については、浮所飛貴くんを推している。顔は断然、那須雄登くんが好みなのだが、浮所くんはジャニヲタ心を刺激するというのか、応援しがいがある。初めて東京B少年を観たときから、「この子は濃いヲタがつきそうだ。ヲタ受けがよさそう」と思っていたのだが、まさかまんまと自分がハマることになろうとは。ポテンシャルが高いので今後に期待できる。

 

あと、7MEN侍には言及しておきたい。中村嶺亜くんがメインのユニットができたと知ったときの胸の高鳴りといったら!元セクバ*1担としては、れあたんの復活劇に涙するほかなかった。セクバの一部はデビューし、一部はJr.の活動を続け、多くは退所した中で、嶺亜くんは相方を失ってからも、スケボーという武器を手にJr.を続け、ついにユニットのセンターに返り咲いたわけである。このドラマ性。嶺亜くんは濃いヲタが多いことで有名だったが、あの頃の嶺亜担さんたちは今どんな気持ちなのだろう。昔、セクゾコンで見かけた嶺亜担のお姉さんが今でも印象に残っている。お姉さんはコンサート中、微動だにせず、両手でうちわを握りしめ、ステージをじっと見つめていた。盛り上がる曲でもそのスタイルを崩さなかった。「本物だ…」と震えた。近くに来たJr.にいちいちキャーキャー言っている自分など足元にも及ばない。願わくば、あのお姉さんが今も嶺亜くんのファンであらんことを。7MEN侍といえば、もう一人。本高克樹くんについても記しておきたい。私はとにかく本高くんのお顔が好きで、セクバ時代からひそかに応援していたのだが、その後にできた天才Geniusが消滅し、これからどうするのだろうと思っていた矢先での7MEN侍である。相変わらずお美しくて、少クラを一時停止して見とれている。書いていて、自分が思った以上に7MEN侍に救われていることに驚いた。こんなに書くとは思わなかった。

 

ほかに気になっているのは元木湧くん。えらいダンスがうまい子がいるなと思って気になった。こなれたダンスを踊る感じ。5忍者らしいですね。ちびじゅと思いきや、高校生だった。

 

いくらでも魅力的な子が出てくるので飽きることはない。デビュー組も好きだけれど、私が熱くなるのはやっぱりJr.である。

*1:Sexy ZoneのバックについていたJr.の総称

推しが卒業しました

今週は激動の一週間だった。イレギュラーだらけ。

地震に、推しの卒業に、娘。メンバー(横山玲奈ちゃん)のお父様の死、その他小さいことも含めて。

被災地の方はまだまだ不安な日々を過ごされていると思います。一日も早く日常を取り戻せるよう願っています。

そして、玲奈ちゃん。大変な状況の中、終始笑顔でパフォーマンスをやりきったあなたを心から尊敬します。そんな悲しいことがあっただなんて、微塵も感じさせなかった。はーちんの卒業を明るく彩ってくれてありがとう。今はゆっくり休んで、「モーニング娘。の横山玲奈」ではなく、一人の人間としての「横山玲奈」の時間を大切にしてください。

 

それでは、はーちん卒業までの数日間について、時系列順に書いていくことにします。

 

6月17日

娘。のリリースイベントへ行き、最後の生はーちんを観てきた。正確にはお客さんが多すぎて、まったく見えなかったのだけど。それでも、同じ空間にいること、声が聴けたことだけで十分幸せだった。*1

 

6月18日

出勤時間に大きな地震が発生。電車が動かないため、いったん帰宅して自宅待機。電車に乗る前だったのが幸い。夕方に運転が再開されたため、出勤。半数以上の人は結局出勤できなかった。帰宅後、お風呂に入ろうとしたらお湯が出ず。遅い時間だったので管理人さんへ連絡するのも悪いと思い、そのまま入浴せず就寝。20日のはーちん卒コンのライブビューイングへ行けるのか不安になる。

 

6月19日

皆さん通常通り出勤。被災地域の人も普通に出勤していてびっくりした。日本人は頑張りすぎじゃないかと心配になる。昨夜入浴できなかったので不快だった。一日でこれなのだから、何日も入浴できないのは地獄だろう。ましてや、この蒸し暑い時期に。定時で帰って、ガスを復旧させた。ガスそのものに問題があったわけではなく、地震を感知して止まっていただけだった。自分で復旧させないといけなかったのだ。とにかく入浴できて一安心。ライフラインのありがたみを実感する。昨日は休業していたライブビューイングへ行く予定の映画館が営業再開した。これで行けると胸をなでおろす。余震は油断ならないが。

 

6月20日

午後は休みをとった。はーちんの卒業に備えるため。ここ最近のはーちんはいつにもましてかわいくて、最高のビジュアルで卒業してくれることに感謝する。写真集が出なかったことが悔やまれる。*2一人カラオケへ行き、娘。の歌を歌ってテンションを上げた。平日にカラオケへ行くの楽しすぎる。これからも定期的にやろうと誓った。

 

つばきファクトリーオープニングアクトから始まった。まおぴん出来上がってるな、樹々ちゃん華があるな、でもやっぱり私はりこりこを応援したいと思いながら観た。みんなかわいい。

 

はーちんがメンバーを引き連れて登場したときは、しびれた。かっこよかった。

本当に見納めなんだ。しっかりと目に焼き付けておかなければ。

セトリがすごく好みだった。好きな曲ばかりで楽しかった。とにかく踊りまくっていて、改めて彼女たちのパフォーマンスのすごさに震えた。全体のレベルが上がっており、まだまだモーニングは進化していくんだなと確信した。

 

はーちんはずっと笑顔でキラキラしていた。今までもキラキラしていたが、一層輝いて見えた。しかし、儚さもあった。はーちんがアイドルとして最後まで輝いてくれて本望だった。

はーちんは卒業前から、当日は泣かないと公言していた。そして、パフォーマンスでみなさんへの感謝を伝える、と。有言実行だった。笑顔のはーちんを観て、泣いていられないと思った(泣いたけど)。パフォーマンスからははっきりと成長が感じられた。まさに集大成だった。ソロ曲では、歌唱力の向上っぷりに驚いた。努力したのが伝わってきた。

卒業セレモニーのドレスがよく似合っていた。本当に本当にかわいくてきれいだった。明るく前向きに終わったので、清々しい気分になった。素晴らしい卒業コンサートだった。何もしていないが、「やりきった」気分だった。はーちんが卒業したら、泣き崩れて廃人になると予想していたが、私は達成感に包まれながら会場を後にした。

コンサートで、はーちんが何度も「幸せ」という言葉を発してくれてうれしかった。苦しくてつらいことも多かったに違いないけれど、それを乗り越えたことを誇りに思ってほしい。強くなったよ。えりぽんも言っていたが、娘。のリハーサルやダンスレッスンよりつらいことなんてそうそうないから(笑)、今後の人生、大概のことは乗り越えていけると思う。はーちんが選び取った人生を応援したい。

 

加入から卒業まで、すべてをリアルタイムで見てきた初めてのメンバーだった。最初から最後まで見届けられたことがうれしかった。現場には数えるくらいしか行っていないゆるいファンだが、はーちんを好きな気持ちは本物だった。前にも書いたが、こんなに好きになった女の子は初めてで、今後もう現れないと思っている。さびしいけれど、はーちんが新たな道へ一歩踏み出したのなら、それに負けじと、私も私の人生を頑張らなくては。

 

お疲れさまでした。

ありがとう、はーちん。

 

youtu.be

  

 

  

*1:都合が悪く、イベント後の握手会には参加できなかった。

*2:結局、出ませんでした…過去記事参照

推しが卒業します

どうも、東京B少年が 最近気になりつつある私です!

というような記事を書きたかったのだけど

 

私のモーニング娘。'18の推しである尾形春水ちゃんが今回の春ツアーをもって卒業することになった。

 

卒業発表から1週間以上が経過したので、ようやく少し心が落ち着いてきた。

まだ信じられない気持ちもあるが。

何より、寂しくてたまらない。

 

卒業を知ったのは、顧問先へ向かう朝の電車の中だった。前日の夜に発表されていたのだが、まったく知らずにいた。

あまりに驚いたので理解が追いつかなかった。魂が抜けた。

その日は仕事のおかげで、なんとか気持ちをまぎらわすことができた。きっと、やることがなかったら悶々としていただろう。

漠然と、あと3年くらいは続けるだろうと思っていたので不意打ちだった。この前、工藤遥ちゃんが卒業したところなので、当分メンバーの卒業はないものと考えていた。

 

卒業の理由が進学であるのはうれしかった。彼女には大学へ行ってほしいと思っていたので。昨年進学しなかったので、てっきり諦めたのだと思っていた。まさか、1年間勉強を続けていたとは。忙しい合間を縫って受験勉強を続けていたのだ。立派だ。ますます好きになった。誇らしい。

 

 

私は本当にはーちんが好きである。

こんなに好きになった女の子は初めてだ。おそらく最初で最後だと思う。

色白黒髪美少女で、色素が薄くて、透明感にあふれていて、頭がよくて、トークが上手で、フィギュアスケートが得意で、ブログがおもしろくて、成長が目に見えて、大好きだった。

 

握手会に行ったとき、あまりのかわいさに涙が出た。

瞳がガラス玉のようだった。

すごいな、世の中にはこんなにかわいい子が存在するんだなと感動した。

 

仕事で参っていた日に、ラジオから流れてきたはーちんの声にとても癒された。

これぞアイドルの力だ、と思った。しんどいけど明日もがんばろうと思えた。

 私は、はーちんの声としゃべり方が大好きだ。なんともいえない優しさとあたたかみを感じる。関西弁はともすると下品に聞こえがちだが、はーちんの関西弁は品があってかわいらしい。私も関西人だが、はーちんの関西弁には憧れる。

 

はーちんがアイドルになってくれてよかった。

娘。のオーディションを受けてくれてよかった。

きっと、つらいことも多かったに違いないけれど、アイドルになってよかったと思ってくれていたらいいな。あなたに救われた人間は確かに存在するので。

残りわずかだが、アイドルのはーちんを最後まで応援したい。そして、その後続いていくはーちんの人生を応援したい。幸せになってほしい。おたくの究極の願いって、推しや担当が幸せでいることだと思うから。

 

ブログを書く機会が減ったせいか、文章力が落ちていて拙い文章になってしまった。悔しい。もっと、はーちんの魅力を伝えたいのに。せめて、本人には気持ちを伝えたいので手紙をしたためることにした。ファンレターなんて久しぶりだ。

 

最後に

どうか、写真集を出して!(言霊)

こんなにかわいいんだから、出さないともったいないよ!

 

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充電期間に達成したこと

今年一発目の涙は嬉し涙だった。

ついにKAT-TUNが再始動するということで、自分でも驚くくらいうれしかった。

新曲のパフォーマンスもかっこよくて、「ああ、私の好きなKAT-TUNだ」と震えた。加えて、最後の自担であった元太くんの元気そうな姿を確認出来て、「カウコンに出られる年齢になったのね…」と感慨深く、また泣いた。新年早々ハッピーな気持ちでいっぱいになった。いい年になる予感。

 

以前、こんな記事を書いていた。

 

moon-drop.hatenadiary.com

 進捗状況を書くと言っておきながら、その後一度も書いていなかった。ひどい。そうこうしているうちにKAT-TUNの充電期間が終わってしまったので、私の充電期間について振り返ることにしたい。

 

①一つめの資格

上の記事で書いていた資格の一つは簿記検定2級のことで、これはすんなり取得できた。自分が思いのほか計算が好きだと発覚し、楽しく勉強できた。決算書の意味がわかるようになったので、取ってよかった。ただ、試験会場が寒くて電卓がたたきづらかったことが忘れられない。

 

②二つめの資格

もう一つの資格は社会保険労務士である。こちらは残念ながら、まだ取得できていない。昨年の試験は惜しいところまでいけたので、今年こそは何としても合格したい。合格はしていないものの、実は昨年の終わりに資格を生かせる職場に転職した。合格してから転職活動をするつもりだったのだが、先に実務を経験したほうがいいのではと友人に勧められ、ダメもとで仕事を探し始めたところ、運よく決まり、働くことになった。まさか転職するとは思ってもみなかったので、昨年はなかなか激動の年だった。職場に受験生仲間がいるので心強い。早く合格して一人前になりたい。

 

③婚活のその後

上の記事を書いた時点ではまだ始めていなかった婚活だが、こちらもその後のことを書いていないので少し報告を。

 

moon-drop.hatenadiary.com

 

婚活体験記の最後に出てきた人とはその後すぐに別れましたw

あれだけ、婚活終了感を醸し出しておきながらこの結末。

いい人ではあったのだが、いまいち好きになりきれなかったのと、デートで大阪城に行ったときに、私が展示してあった鎧に夢中になっていたら、いつのまにかどこかへ行ってしまってはぐれかけたことが決定打となった。鎧に食いついた私も私だが、放っておくのはひどくない??一緒に見ながら話すもんじゃないの?展示は素晴らしくてテンションが上がっていただけに、一気に冷めた。ちょうどその日は大阪城ホールでセクゾのコンサートをやっていたので、「私もあっちへ行けばよかったなあ…」と遠い目でファンの子たちを眺めていた。

「もはやこれまでか…」また振出しに戻り頭を抱えた。友人たちに「もうだめだ。婚活やめる」と愚痴ったところ、友人の一人(男)が「それなら俺の友達を紹介してあげる」と提案してきた。言ってみるものである。婚活自体では収穫がなかったものの(コミュ力は上がった)、ネタになるし、相手を探していると周りに言いやすいというメリットがあった。

そして紹介してもらい、半年かかってようやく付き合えて現在に至る。めっちゃ端折った。半年間、ずっと私が誘い続けた。そんなキャラじゃないのに我ながらよくがんばった。詳しいいきさつは別の記事にしたいと思う。これからどうなるかわからないが、また報告したい。ちなみに結婚相談所は、友人たちに愚痴った後すぐに退会した。

映画「鋼の錬金術師」を観てきました

生まれて初めて公開初日に映画を観た。レイトショーっていいね。

 

大好きな鋼の錬金術師が実写化されるというので、普段あまり映画館に行かない私が映画館へ足を運んだ。実写化の話が報じられたときは不安半分楽しみ半分だったが、主演の山田様や監督のインタビューを拝読して、楽しみが勝るようになっていった。われらが山田涼介様なら見事に演じきってくれるに違いない。私は山田様をアイドルとしてとても尊敬しているので(だから「様」づけ)、そこは完全に信頼していた。というか、エドは山田様以外に考えられない。山田様がいてくれたから実写化できたわけで、山田様には本当に感謝している。

 

率直に言ってとてもおもしろかった。

観る前は自分の中で納得がいかないキャストが何人かいたのだが、いざ観てみると驚くほど違和感がなかった。役者さんすごい。特にホムンクルスの完成度の高さよ。本郷奏多くんのエンヴィーにはキャスト発表時から期待しかなかったけれど、松雪泰子さんのラストが素晴らしくて、個人的にはもっとも再現度が高いキャラだった。ディーンさんの大佐もかっこよかったし、本田翼さんのウィンリイっぷりもよくて、全般的には満足したが、しいて言えば、エドとアルの子役はもうちょっとハーフっぽい顔立ちの子がよかったな。あと、街の人たちが日本人すぎたのがもったいない。

あまり内容には触れないようにするが、アルの声の演技が自然でうまかった。2.5次元出身の俳優さんと聞いて納得。そして、フルCGのアルのリアルさに驚く。質感が見事に表現されており、アルには表情がないはずなのに、感情が伝わってきて感動した。目の色(影?)や仕草によるのだろうけれど、工夫されている。また、実際にはアルはいないわけで、それでいてあんなに自然な演技ができる山田様もすごい。

 

タッカーがかなりフィーチャーされているのだが、タッカーが作ったキメラの正体に気づいたときのエドの表情には鳥肌が立った。うまい。ほかに、序盤で見せるエドの走り方がちょっと独特でエドそのもので、実によく研究して臨んでいるなと感じた。

原作に忠実な部分とアレンジが加えられた部分が絶妙に交わって、一つの映画としてうまく構成されていた。一瞬たりとも見飽きなかったし、錬成シーンや壁が崩れるシーンは迫力があった。鋼はさまざまな要素を含んだ複雑な物語なので、兄弟愛というテーマに絞って描かれたことで、初見の人にもわかりやすくなったのではないかと思う。まあ、世界観とかキャラクターの関係性とか初見ではわかりにくい部分もあるとは思うが。

 

漫画の実写化には賛否両論がつきものだが、私は実写化してくれてうれしかった。漫画やアニメよりも、人間が演じることで「痛み」がリアルに感じられた。何より、映画化のおかげで再び鋼が盛り上がってくれたことがうれしい。

特に何も楽しいことがなかった中学時代、たまたま観た鋼のアニメにどっぷりはまり、楽しみができて人生がいきいきとしはじめたことを忘れない。鋼がなかったら、今の私はないと断言できる。そういう意味では命の恩人といってもいいほど人生に大きな影響を与えた作品なので、一人でも多くの人に好きになってほしいなと願っている。いや、もう十分、超絶人気あるんだけどね。映画をきっかけに原作やアニメに興味を持つ人が増えたらうれしい。

私はアームストロング少将*1が一番好きなので、続編があるなら誰が演じるのだろうと、今から想像を膨らませている。映画を観る前に全巻読み返したのだが、鋼に登場する女性はみんな強いと気づいた。守ってもらおうとせず、自分で戦う。これは女性作者ならではだと思う。昔は気づかなかった。大人になってから読むと、また違った味わいがある作品である。私も強い女性になりたい。

*1:少佐のお姉さん

文通相手との30年

先日、母と東京へ旅行に行ってきた。まさかの台風直撃で天候に恵まれず、予定はだいぶ狂ったが、それでも行きたかったところへは行けたので充実した旅であった。

 

旅の目的は母の30年来の友人と会うことであった。当初は母とお友達は、はとバスで観光する予定で、その間は別行動する予定だったのだが、この天気で観光は無理だろうということになり、私も同席して3人でご飯を食べることになった。私も東京にいる友人に会うつもりだったのだが、彼女の里帰り出産と重なってしまい、どっちにしろ一人で散策しなければならなかったのでちょうどよかった。

 

母のお友達は東京生まれ東京育ち東京在住の根っからの東京の人。母は京都生まれ京都育ち京都在住の根っからの京都の人。まったく接点のない二人はどうやって出会ったのか。

 

それは文通である。

どちらかが雑誌の文通相手の募集欄に投稿し、もう一方がそれを見て手紙を送ったのが始まりらしい。初めの頃は毎週文通していたというのだから驚きである。メールやSNSのない時代ならではの交流の仕方だ。しかも毎回けっこうな分量を書いていたらしく、手紙を書く習慣がほとんどない私は少し羨ましく思った。そんなに誰かに伝えたいことがあって、それを受け取ってくれる相手がいるって素敵なことだと思う。

過去にも何度か会って、旅行に行ったこともあるらしい。いくら文面で気が合うと感じても、実際に一緒に旅行するのはなかなかハードルが高い。やすやすとハードルを越えた二人はすごい。よっぽど相性がよかったのだろう。

時が流れ、手紙のやり取りこそしなくなったが、年賀状のやり取りは続いた。実に30年以上。同級生でも学生時代の友人でも仕事仲間でもない人と30年以上も付き合いが続くなんてことがあるのか。SNSで知り合った人とすぐに縁が切れる私からすると、考えられない長さの付き合いである。手紙だからこそできたのかもしれない。

母の独身時代からのお友達と対面するのは不思議な感じがした。なんだが照れくさかった。私の知らない母を知っている人なのだ。とても感じがいい人で、母はこういう人と気が合うのかと初めて知り、誇らしく感じた。母が席を外した際に、やりとりしていた手紙の内容をこっそり教えてもらった。夜中に机に向かって手紙をしたためる当時の母の姿が目に浮かぶようだった。お友達と秘密を共有したみたいで楽しかった。友人の成人した娘と話すなんていうシチュエーションはそうそうない気がする。不思議で楽しいひとときだった。

 

実際に会う回数や頻度は少なくても、こんなにも途切れない関係を築けるのだと私はひそかに感動していた。翌日、銀座の伊東屋に行って色とりどりの便箋を眺めながら、私も誰かに気持ちを込めた手紙を書きたいと思った。

今のところ、ファンレターくらいしか思いつかないけれども。